開運!なんでも鑑定団

2016年10月4日放送

葛飾北斎の「富嶽三十六景・武州千住」

葛飾北斎の「富嶽三十六景・武州千住」
鑑定依頼人 野田誠三さん
鑑定士 渡邊章一郎
ジャンル 浮世絵・版画
本人評価額 ¥ 4,600,000
エピソード 父が経営する特殊車両製造会社「株式会社ロードテック」で弟と共に設計・開発を担当している。現在一押しの商品“高所mini”は世界初の軽自動車をベースにした高所作業車で低コストである上、狭いスペースでの作業を可能にした。お宝は20年程前に父が一目惚れして買ったものだが、ずっとその存在を知らされなかった。しかし最近このお宝を自慢されたので値段を聞くと460万で買ったとのことで驚愕した。父は自信満々だが、もしかしたら騙されたのかも知れないと思っている。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

本物に間違いない。最も早い摺りで保存状態が良ければ460万円どころではなくもっと高くてもおかしくないが、依頼品は少し色が褪めている。ただもっと色の悪いものもあるので、まあまあ普通の保存状態だと言える。「富嶽三十六景」は36枚が最初に作られたわけだが、版元として最初に良い作品を持ってこないと途中でポシャってしまって36枚できないのではないかという不安があるので最初に良い作品を持ってくる。有名な“赤富士”や“大浪”、そしてこの「武州千住」も最初の10枚の中に入っている。北斎も版元もこれは自信作だったのだろう。浮世絵版画というのは一回に200枚摺る。400枚、600枚と摺り続けられると成功の部類だったのだが、「富嶽三十六景」からは何千枚と摺られるようになる。翌年歌川広重が「東海道五十三次」を作るが、この二つのシリーズによって風景画の方が役者絵や美人画よりも多く作られるようになった。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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