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2023年3月28日放送
岸田劉生の絵 3点
| 鑑定依頼人 | 古市俊郎さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 山村浩一 |
| ジャンル | 西洋画・彫刻 |
| 本人評価額 | ¥ 500,000 |
| エピソード | 心理カウンセラーをしている。元々高校の教員だったが、生徒一人ひとりに寄り添うことができないと心理カウンセラーの道へ。現在は中学校や大学で学生の悩みを聞いている。お宝は、洋画家をしていた父が遺したもの。父は若い頃、とある画家に師事しており、自宅に下宿していたこともあったらしい。20年程前、父の絵を整理していたところ発見。添えられた文章に画家の娘の名前も書いてあるため、本人が描いたものでは!?と家族一同びっくり!しかし、ハガキの裏や紙切れに描かれていて、サインもなく、父は画家に傾倒し、模写もかなりしていたので、本物なのか気になっている。 |
大珍品。岸田は日本の近代洋画壇の中でもずば抜けて評価の高い画家。依頼品は1920年前後、麗子が5、6歳の頃に描かれたものだと思われる。ぱっと見ると劉生なのかわからないぐらいかわいらしい作品。油彩画が持つ迫力や張り詰めた緊張感とは真逆の作風。それぞれに魔邪鬼と名付けられた妖怪が登場して麗子と戯れている。この作品は絵本のようなものと理解したらよいと思う。一番左、天狗が眼鏡をかけている。おそらく画家が自分自身を投影して描いたもの。右下の麗子は代表作である麗子坐像を思わせるフォルム。愛娘に対する愛情が詰まった微笑ましい作品。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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