本物。明治の終わりから大正初め頃の作品。タイトルは「春寒」。立春を過ぎてもまだ寒い日がある、その一瞬を切り取った風景と思われる。濃い墨と薄い墨での遠近感の表現、人物がいなくてもそこに人物を感じさせる。波の流れは少し青が入っている。一見、墨絵かと思うが何気ない色遣いが奥行感を出している。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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