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2023年6月6日放送
森寛斎の三幅対
| 鑑定依頼人 | 奥井義晴さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 安河内眞美 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,500,000 |
| エピソード | 老後の趣味として車内で寝泊まりしながら旅する「車中泊」を始めたばかり。5人兄弟の末っ子で、17歳年上の長兄にはとても可愛がられていた。10年程前、残念ながら兄夫婦が共に他界。2人には子供がいなかったため、兄が実家から受け継いだ位牌や仏壇を取りに行ったところ、仏壇の上に見慣れない箱があり、開けると掛軸が入っていた。兄夫婦が書画に興味があるなど聞いたこともなかったが、作者について調べたところ有名な絵師の作品だと分かりビックリ。もし価値があるものなら売って日本一周する費用にしたい。 |
釈迦三尊像の三幅対、本物。森寛斎は応挙の筆法を忠実に継承しているが、そこに近代的要素を加えた。このような人物画においては、それぞれの個性を出すような描き方をしている。釈迦は6年間の苦行を終えた後の苦行像。衣の線は太く力強い線で描いて、釈迦の瘦せさらばえた体を強調している。それに対して両脇の普賢、文殊はふっくらした顔の中にも一種の厳しさがしっかり描かれている。金泥の使い方が非常に効果的で、仏画の厳かさを出している。印が「藤原寛斎」とある。この印は今までの資料の中に出てこない。森寛斎について書かれているもののなかに「藤原系の大和絵を学んだ」という記述があるので「藤原寛斎」という印を押した可能性も十分に考えられる。これからの研究の対象になる。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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