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2023年10月3日放送
新海竹太郎の裸婦のレリーフ
| 鑑定依頼人 | 山崎光夫さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 大熊敏之 |
| ジャンル | 近代工芸 |
| 本人評価額 | ¥ 500,000 |
| エピソード | 山崎さんは作家で、新田次郎文学賞を受賞、直木賞候補にも3度選ばれたことがある。医療の分野から歴史や現代を捉え直した小説を得意とし、現在は文豪・森鴎外の若き町医者時代を描いた小説を執筆中。お宝は10年程前、取材で知り合い、親しく交流のあった実業家・福富太郎から頂いたもの。福富はキャバレー・ハリウッドを繁盛させ巨額の財を成した「昭和のキャバレー王」で、超一流の美術コレクターとしても知られる。毎回本を出すたびに謹呈していたところ、ある日突然家に送られてきた。真贋が気になるものの聞けないまま5年前に福富が他界してしまったので、ずっとモヤモヤしている。 |
珍品。依頼品の原型の写真が遺族のところに残っている。普通、原型から鋳造するが、あえて石膏で実験で作ったのではないか、と考える。新海はドイツに留学し、帰国後、素材に関係なく彫刻は色々な可能性がある、ということを試していたので石膏で型取りしたらどうなるのか、と試してみたのではないか。石膏であるという証拠は、腕のラインが明らかに箆、ナイフで削ったような直線体になっていて原型とは違っている。それから着色するということも帰国後に盛んに実験している。依頼品の原型そのものが今は見つからない。さらに鋳造されたものも今のところ発見されていない。新発見と考えられる。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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