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2024年9月3日放送
太宰治の葉書4枚
| 鑑定依頼人 | 大石榮八さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 八木正自 |
| ジャンル | 古書・原稿 |
| 本人評価額 | ¥ 400,000 |
| エピソード | 70歳で初めて料理をするようになった。3年前に亡くなった妻が、病気で家事ができなくなり、代わりに作るようになったのがきっかけ。何とか妻に食べてもらいたいと料理本などを見てあれこれ試した経験が役に立ち、今では苦なく自炊ができるようになった。お宝は、息子の妻の父に宛てたもので20年程前に父が亡くなった際、家族で遺品整理をしていたところ、金庫から出てきたとのこと。息子の妻は、父からこの葉書の存在を聞いたこともなく、興味もなかったため、長らく仕舞い込んでいたらしい。去年息子の家に行った際、この葉書の話を聞きびっくり!これは鑑定団できちんと見てもらった方がいいと思い、息子の妻から快諾を得て応募した。 |
太宰治全集に載っていない新発見のもの。3枚目の葉書に出てくる小山清は太宰治の愛弟子。小山が太宰への追悼文「風貌」を書いているが、その中に「S君」という名で杉山さんと会ったことが書かれている。19歳だった杉山さんは太宰の作品を読むことを孤独な生活の唯一の慰めにしているような少年だった、と書かれている。杉山さんは熱心な読者で、読書感想や身の上のことを太宰に手紙を出していて、それに対して返信をしたもの。「明るい気持ちで毎日を御暮らしなさるよう」、「強く生きとおすよう」と、太宰自身の破天荒な生き方とは裏返しのような励ましの言葉を書いている。太宰治研究に必要な記述で大変貴重。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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