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足立満 先生(山王病院 アレルギー内科)
これまで長年にわたり、呼吸器疾患の中でもアレルギー、特に気管支ぜんそくを中心として研究や診療に携わっている。。ぜんそくや長引くせきが止まらないといった症状に対し、誠実で思いやりのある診療を行っている。
■「3週間続くセキにご注意!」
風邪などの感染症によるセキは、
長くても3週間未満。それ以上続いたら色々な病気を疑うべき。
感染症以外の長引くセキから考えられる症状とは?
→「ぜんそく」「咳ぜんそく」「副鼻腔気管支症候群」「COPD」「肺がん」「結核」
などがあげられる。
「COPD」とは…主にタバコが原因で発症する気管支の炎症。セキやたん 息切れなどの症状が出る。
「咳ぜんそく」とは…慢性的に空咳が続く喘息。簡単にいうと喘息の一歩手前の病気。
放っておくと、3~4割はぜんそくに移行してしまう。
これがいわゆる「隠れぜんそく」!
※3週間以上続くセキの病気がいろいろある中で、その詳しい割合を見てみると
なんとおよそ7割が「ぜんそく」と「咳ぜんそく」が占められている!
※しかも喘息の患者は、実は大人に多い
■ぜんそくのメカニズムとは?
ぜんそくの大きな原因は「アレルギー」
○アレルギー物質・アレルゲンを体内に吸い込んでしまうことで発症する。
○ぜんそくを引き起こすアレルゲンは生活空間にあるダニの死骸やフン、カビ、花粉やペットの毛などが原因。
○気道にアレルギー反応が出ると、炎症を起こして刺激に敏感になる→様々な誘因で発作が起こりやすくなる。
○悪化すると気道が狭くなり息ができなくなる!
■『隠れぜんそくチェック!』
・風邪をひくとセキだけが長引き息苦しくなる
・夜間から明け方にかけてセキが出て目が覚める
・走った後などに「ヒューヒュー」とのどが鳴る
・タバコや煙などでせき込みやすい
・鼻炎持ちであるor 家族にぜんそくや鼻炎の患者がいる
※多く当てはまる人は専門医に行く事をオススメ。
※特に上の3つに当てはまる人が隠れぜんそくの疑いアリ!!
■ぜんそくの発作を引き起こす誘因
(1)気候の変化
(2)風邪や過労、寝不足
(3)タバコやアルコール
(4)解熱剤や鎮痛剤などの薬
※実は今の時期が特に、ぜんそくの発作を引き起こしやすい季節とのこと。
●ぜんそくを直す&抑えるためには?
☆病院で処方される「吸入ステロイド」を上手に使うことが大切
→発作がおきてから使うではなく、発作のないときから定期的に使用することで症状を
未然に防ぐ
※まずは専門医にご相談を!!








