2009年10月25日 12:00 PM

コンパクトなモーターショー


エコカーがコンパクトになったのは嬉しいことなのだが、今回はショーまでが、これまでと比べて、
ぐっとこじんまりとしたものになってしまった。海外メーカーの姿はほとんどないし、

日本のメーカーも環境技術、電気自動車の技術をアピールしているものの、

正直なことを言えば、そこには「おおっ!」という新鮮な驚きや感動はあまりなかった。


今からもう数年前のことになるが、WRC世界ラリー選手権のレポーターとして世界のあちこちを
取材する機会があった。

そこで、車の持つエンジン音やドライバー達の運転テクを目の当たりにして、
それまで車に対して抱いていたイメージがすっかり変わってしまった。
もうそれは圧倒的に、車に目が行く回数が増えた。


興味のあるなしって、恐らくそういうことだと思う。
若者の車離れが言われて久しいけれど、車は生まれた頃から当たり前のようにあるものだから、
意識して目を向ける対象ではなくなってしまっているということだろう。二酸化炭素だって世界レベルで削減していかなければいけないし、エンジン音を轟かせるのは心苦しい部分が全くないかと言われればそれは嘘のような気もする。とはいえ文化としてのスポーツな部分はあるし、そう簡単に言い切ることが出来ないのもまた事実で、考え出すとキリがない。



一体どうやったら、若い世代はもう一度「敢えて」車に目を向けてくれるんだろう。車を持っているからといって「モテる」わけではないことには皆気づいてしまったし、維持するのにそれなりにコストがかかるのも嘘偽りのない事実だ。
ちなみに私自身は、昔から家族で旅行する時は車で行くことが多く、家族の思い出が詰まった大事な大事な存在だ。
ちょっと前にCMで「モノより思い出」というのがあって、このコピーがすごく好きだった。それは大家族が乗るようなファミリーカーに向けてのコピーだったと思うが、家族だけじゃなくて、友達であっても思い出は作れる。車という限られた空間は、彼氏・彼女だけじゃない、人と人の距離をぐっと縮めてくれる。
この辺に、何か、若い人を惹き付けるヒントはないだろうか。



う~ん、なんだか車について思い入れがありすぎるような気がしてきたので、

この辺で自粛しよう。
それもこれも、自動車は日本の基幹産業なわけで、

元気であってほしいと願うがゆえでありマス!



注)写真はベトナム旅行の時に見かけた可愛いクラシックカー。もちろん展示されてません。

PICK UP NEWS