2009年7月 7日 12:00 PM

中国は尊敬されるのか?

イタリアのラクイラサミット。中国は300人の財界人とともに
イタリアに乗り込み、存在感をアピールしています。
経済下支えのための経済対策でも中国の対策規模は圧倒的に大規模。
世界経済は中国頼みの度合いを深めています。
中国の経済力に期待する声もとても大きいのです。
しかし、その一方で警戒感も根強く残っています。
今回、あらためて表面化したウイグル問題。
中国は民族問題、格差問題など国際社会が納得するような答えを
いまだ出せていません。
中国に進出した企業が、急な制度変更で右往左往することも当たり前の状態です。
経済大国の道を歩みながらも、環境問題などでは必ずしも積極的な対応を
とっているとは思えません。


アメリカ、オバマ大統領の誕生は、アメリカの国内問題だけではなく、
イラク戦争以降、アメリカに対する世界の信頼感が嫌悪感に変わったことへの
危機感が国民を動かしたとも言われています。
なぜアメリカはこんなに嫌われてしまったのか?という危機感です。
ロシア経済を支えている若手企業家たちも、ロシア大帝国を作りたいわけではなく、
ロシアの存在を前向きに捉えてほしいという願望が海外進出の
モチベーションになっていると言われています。


世界に好かれる国になろうなどというと甘い思考のようにも聞こえますが、
経済的な影響力だけではなく、好かれる、尊敬されるというのは
やはり大きな要素です。
潜在的に得体が知れないと思われていては、政治、経済問わず、
真のパートナーになるのは難しい作業です。
損得感情だけの付き合いは脆いものです。

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