1891年 | フランス選手権として創設 |
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1924年まで | 国内選手のみにしか参加が許されないフレンチ選手権として実施 「四銃士」の異名を取ったジャック・ブリュノン、ジャン・ボロトラ、アンリ・コシェ、ルネ・ラコステの4人がフランス代表として国別対抗戦のデビスカップに出場し、当時7連覇中だったアメリカを敵地で撃破します。その後「四銃士」の活躍でフランスは1933年までデビスカップ6連覇を達成しテニス界におけるフランスの力は向上します。フランステニス連盟は母国で覇権を守るべく、 それにふさわしい場所を準備しました。これが現在のローラン・ギャロスとなっています。 |
1925年 | 1925年 外国人にも門戸が開かれ、国際大会に変更 |
1928年 | 世界で初めて地中海横断飛行に成功したフランス人飛行家 ローラン・ギャロスの名を冠した試合会場に移転 |
1968年 | 四大大会で初のオープン大会となる センターコート「コート・フィリップ・シャトリエ」を増築 |
全仏オープンの特徴はグランドスラム大会(GS)で唯一のクレーコート(赤土)を利用すること。大会は波乱が多く、上位シード選手が早い段階で敗退することが多いことから「レッドクレー(赤土)の魔物が棲む」と呼ばれてる。
過去に世界ランキング1位だったピート・サンプラス(アメリカ)はGSで14度優勝したにも関わらず、全仏オープンだけは制覇できなかった。また男子歴代1位の20回GSを制したロジャー・フェデラー(スイス)、歴代3位でGS優勝18回のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も全仏では1回の優勝のみ。
2005年から2020年の16年間のうち、2009年・2015年・2016年を除いた全ての年で優勝したのがラファエル・ナダル(スペイン)。全仏オープンはクレーコート・スペシャリストたちが優勝した年が多く、キャリアグランドスラム(全てのグランドスラム大会で優勝)を目指す最大の壁となっている。技術だけではなく、強い精神力が勝敗を左右する最も過酷なトーナメント。
今年から試合で使用する16面のコート全てに照明が設置された為、最終試合の日没サスペンデッドは無くなる。センターコート「フィリップシャトリエ」のみ、ナイトセッションの試合が予定されている。
男 子 | |
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2020年 | R.ナダル(スペイン) |
2019年 | R.ナダル(スペイン) |
2018年 | R.ナダル(スペイン) |
2017年 | R.ナダル(スペイン) |
2016年 | N.ジョコビッチ(セルビア) |
2015年 | S.ワウリンカ(スイス) |
2014年 | R.ナダル(スペイン) |
2013年 | R.ナダル(スペイン) |
2012年 | R.ナダル(スペイン) |
2011年 | R.ナダル(スペイン) |
2010年 | R.ナダル(スペイン) |
2009年 | R.フェデラー(スイス) |
2008年 | R.ナダル(スペイン) |
2007年 | R.ナダル(スペイン) |
2006年 | R.ナダル(スペイン) |
2005年 | R.ナダル(スペイン) |
女 子 | |
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2020年 | I.シフィオンテク(ポーランド) |
2019年 | A.バーティ(オーストラリア) |
2018年 | S.ハレプ(ルーマニア) |
2017年 | J.オスタペンコ(ラトビア) |
2016年 | G.ムグルッサ(スペイン) |
2015年 | S.ウイリアムズ(アメリカ) |
2014年 | M.シャラポワ(ロシア) |
2013年 | S.ウイリアムズ(アメリカ) |
2012年 | M.シャラポワ(ロシア) |
2011年 | 李 娜(中国) |
2010年 | F.スキアボーネ(イタリア) |
2009年 | S.クズネツォワ(ロシア) |
2008年 | A.イバノビッチ(セルビア) |
2007年 | J.エナン(ベルギー) |
2006年 | J.エナン(ベルギー) |
2005年 | J.エナン(ベルギー) |