C大阪・大久保「ここでやらないと後がない」開幕戦でJ1通算186得点目

大久保嘉人(c)Getty Images
J1リーグの2021シーズンが2月26日に開幕し、翌27日にホームで柏レイソルと対戦したセレッソ大阪は、15年ぶりに古巣に復帰したFW大久保義人選手(38)が先制ゴールを決めて、J1通算186点目をマーク。チームは2-0で勝利した。
38歳のベテランFWは積極的に裏を狙う動きで、前半35分にはDF上島拓巳選手のファウルを誘い、上島選手は一発退場に。その後、42分の先制ゴールの場面では、MF坂元達裕選手のパスを受けたDF松田陸選手が右サイドから上げたクロスに、大久保選手が頭で合わせてゴールネットを揺らした。坂元選手は先制点のお膳立てに続いて、85分には自らゴールを決めて勝利に貢献した。
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先発に入って「驚いた」という大久保選手は、「ここでやらないと後がない。結果を出したい」という覚悟で試合に臨んでいたと明かし、松田選手やDF丸橋祐介選手から良いクロスが来るので「自分はDFを外していればいいと思っていた。ドンピシャだった」と話した。
「経験とゴールを決める嗅覚を持っている」として大久保選手の先発を決めたレヴィ・クルピ監督は、白星スタートに「チームに自信を植え付ける試合になった」と評価した。
このほかの試合では、浦和レッズのMF阿部勇樹選手が先制点を挙げたが、チームは終盤にFC東京に失点を許してホームで1-1と引き分け、徳島ヴォルティスから今季就任したリカルド・ロドリゲス監督のJ1初勝利は持ち越しとなった。
名古屋グランパスは、アウェイでJ1復帰のアビスパ福岡にFWマテウス選手の2得点で2-1の勝利を収めた。同じく昇格組の徳島はアウェイで先制したが大分トリニータと1-1で引き分け、ヴィッセル神戸はホームでG大阪と対戦し、途中出場のFW古橋亨梧選手の試合終盤のゴールで、1-0で勝利した。
サンフレッチェ広島はベガルタ仙台に試合終了間際に得点を許してホームで1-1のドロー。サガン鳥栖はアウェイで湘南ベルマーレに1-0で勝利した。
開幕節の最多得点はコンサドーレ札幌で、ホームに横浜FCを迎えて5-1で勝利。この5得点が効いて札幌が首位。2位は清水で、川崎とC大阪が同率で3位に付け、名古屋が5位という並びでのスタートとなった。3月は2日にルヴァンカップも始まり、週に2試合の連戦が続く。さて、どんな展開になるか。
取材・文:木ノ原句望