小野伸二・中村俊輔・セルジオ越後 スペシャルインタビュー 「僕ってうるさい?」レジェンド2人の返答は?

サッカー

2021.3.15

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セルジオ越後が日本を代表する2大ファンタジスタ小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)&中村俊輔(横浜FC)を直撃。

ここでしか聞けないJリーグでの5人交代制が与える影響や、東京オリンピック世代へのアドバイスとは。

さらにセルジオからの「僕のことうるさいと思っている人がいるけど2人はどう思う?」という質問に、レジェンド2人の回答は果たして...。

5人交代制

セルジオ越後:Jリーグは去年から5人交代になりましたが、2人はどんな影響を感じていますか?

中村俊輔:去年感じたのは選手の出場機会は増えたけど、その分監督は選択肢が増えて難しいところもあるんじゃないかと思います。それをうまく使っているチームもありますし、戦力が揃っているチームならば選手を交代していくことがベストだと思います。

小野伸二:俊輔さんが言ったようにチャンスが広がる一方で監督の難しさも出ていると思います。試合を見ていても、良い方向に流れが変わることもあれば悪い方向に変わってしまうこともあるので、交代のタイミングがより重要になってくると感じています。

東京五輪世代の選手達へのアドバイス

セルジオ:今年は東京五輪があって、かつて2人も五輪出場経験がありますね。中々日本はメダル獲得までいかないですが、何か東京五輪世代の選手たちにアドバイスはありますか?

中村:僕は五輪を、チームとしてアピールできる場と同時に個人として世界にアピールできる場と考えていました。それと自分たちと同年代の海外選手たちがどれだけのレベルなのかを知ることもできますし、いっぱい得られることがありました。

もちろん勝負なので上に行かなければいけないですが、通過点でもある。戦い方も工夫が必要なので色々なことを感じてもらいたいです。

2000年シドニー五輪の時は、A代表も五輪も両方トルシエ監督でこの人にアピールすればA代表にも近付けるという思いがありました。実際に、あの時にA代表に入っていた選手がほとんど五輪代表でした。オーバーエイジの選手もいましたが、全員がオーバーエイジぐらいの感覚で、ものすごく競争を意識してやっていましたね。トルシエ監督は日本人監督と違って、「整える」というよりも練習中から「競争」を意識させる監督でした。

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セルジオ:伸二は2004年アテネ五輪でオーバーエイジとして出場したけれど、普通にやるのとは何か違いましたか?

小野:僕自身、本番の試合に向けて調整できる時間が短かったというのはあります。僕も当時は海外でプレーしていて、アテネ五輪の選手達と日本で一緒にプレーする機会がなく、本番でズレを感じることがありましたね。準備段階でもう少し早く合流して、長くサッカーをさせてもらっていれば、また違った結果になったかもしれないなという気持ちはありました。

まず、選手全員が自信を持ってピッチに立てるような良い準備ができているかも大事ですし、色々な状況が生まれる中でどの選手が出ても遜色ない戦い方を共有できていて、チームの為に戦うということを全員が意識していることが大事ではないかなと感じました。

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セルジオ越後の印象

セルジオ:よく僕のことを「うるさい」と言う人がいるけれど、2人はどう思いますか?

中村:セルジオさんから見た角度の景色というのがあると思うので、僕は代表の時も気にして後で見返して色々勉強していました。

セルジオ:ありがとうございます。伸二は?小さい時から知っているけれども。

小野:僕が中学校の時にセルジオさんが地元でサッカー教室を開いていて、その時に僕はサポート役で参加させてもらったんですが、セルジオさんの技術の凄さに圧倒されたので、どんどん言ってくれと思いました。

セルジオ:2人はファンが大好きな選手ですから、Jリーグを盛り上げる為にも出場時間が増えることを期待しています。今日はどうもありがとうございました。

中村&小野:ありがとうございました。