U-24日本代表に三笘、久保が選出 U-24アルゼンチン代表戦へ

三笘薫・久保建英 写真:アフロスポーツ
日本サッカー協会は3月19日(金)、今年7月の東京オリンピックへ向けて強化を図るU-24日本代表が今月下旬のU-24アルゼンチン代表戦(26日東京、29日北九州)に臨むメンバーを発表。
川崎フロンターレMF三笘薫、ヘタフェMF久保建英、ビーレフェルトMF堂安律らをはじめ、サガン鳥栖の17歳DF中野伸哉も飛び級で招集され、本大会メンバー入りへ競争が激化しそうだ。
U-24日本代表にとって2020年1月のU-23 AFCアジア選手権以来となる1年2カ月ぶりの実戦で、南米代表として東京オリンピック出場を決めている世界的強豪のアルゼンチンとの2連戦に招集されたのは国内組16人、海外組7人の23人。
海外組は昨年秋のフル代表での欧州遠征に参加した顔ぶれが中心で、国内組は現在Jリーグで好調なチームから注目の選手らが名を連ねた。
現在Jリーグで首位に立つ川崎フロンターレからは三笘とともに昨季の川崎の優勝に貢献したMF田中碧、FW旗手玲央が選出。
昨シーズン、数々の記録更新とともにチームの2年ぶり3度目のリーグ制覇に貢献し、今季も主力としてピッチに立ち、チームをけん引している顔ぶれだ。
特に三笘は川崎でプロとしてキャリアをスタートさせた昨年、独特な間合いのドリブル突破と得点力で強烈なインパクトを残し、大卒ルーキーながら13得点12アシストをマークしてJリーグのベスト1イレブンにも名を連ねた。
今季は得点こそ1ゴールにとどまっているが、6試合中4試合で先発して好調を維持。代表参加は2019年12月のジャマイカ戦以来となる。
一段階成長したプレー
今回、同時期に活動するフル代表を率いる森保一監督に代わってU-24代表で指揮を執る横内昭展コーチは、大学時代から見ているという三笘について、相手の圧力に屈しない「力強さが出てきている」と指摘。
「昨年大学からJリーグに入って、シーズンを通して川崎の戦力になって活躍した。今季もここまで非常に良い活躍をしている。一段階成長している」と評価した。
起用についても、川崎では左サイドでのプレーが多いが、横内監督代行は「ここしかできないということはなく、ちょっと違うポジションでも順応できる」と述べて、代表チームでの力量発揮に強い期待を示した。
三笘は、「強豪と戦えるので、自分がどのくらいの実力か測る良い機会になる」とコメントし、「フロンターレでやっていることプラス、もっと違った部分も出せるように頑張る」とアルゼンチンとの対戦を心待ちにしている。
今回の海外組には久保、堂安のほか、昨秋のフル代表での試合で左サイドバックでもプレーしたMF中山雄太(ズヴォレ)や、MF三好康児(アントワープ)。
DF板倉滉(フローニンゲン)、DF菅原由勢(アルクマール)、FW食野亮太郎(リオ・アヴェ)が選出されており、彼らとヴァージョンアップした三笘の組み合わせは注目の一つだ。
三笘と同僚の田中は、リーグ戦6試合中5試合でフル出場。旗手は、本来の攻撃的なポジションから今季は左サイドバックとして6試合中5試合にフル出場で、どちらも安定したプレーを見せている。
旗手は、三笘と同様に大卒ルーキーとして昨季活躍した一人で、「フロンターレで頑張っていれば代表に選ばれるだろうと信じて頑張っていた。それが形になってうれしい」と話し、アルゼンチンには「同年代なので絶対に負けたくない」と意気込んでいる。
また、昨季からチームの躍進に貢献しているC大阪DF瀬古歩夢、名古屋の左サイドでゴールを狙うスピード感と力強さのあるプレーを見せているMF相馬勇紀、ロティーナ新監督の下で守備を建て直した清水エスパルスの左サイドバックで5戦フル出場のDF原輝綺らが選出された。
取材・文:木ノ原句望
■U-24日本代表メンバー
GK
大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
沖 悠哉(鹿島アントラーズ)
谷 晃生(湘南ベルマーレ)
DF
板倉 滉(FCフローニンゲン/NED)
渡辺 剛(FC東京)
町田 浩樹(鹿島アントラーズ)
原 輝綺(清水エスパルス)
古賀 太陽(柏レイソル)
瀬古 歩夢(セレッソ大阪)
菅原 由勢(AZアルクマール/NED)
中野 伸哉(サガン鳥栖U-18)
MF
中山 雄太(PECズヴォレ/NED)
相馬 勇紀(名古屋グランパス)
三好 康児(ロイヤル・アントワープFC/BEL)
三笘 薫(川崎フロンターレ)
田中 駿汰(北海道コンサドーレ札幌)
旗手 怜央(川崎フロンターレ)
堂安 律(アルミニア・ビーレフェルト/GER)
田中 碧(川崎フロンターレ)
渡辺 皓太(横浜F・マリノス)
久保 建英(ヘタフェCF/ESP)
FW
食野 亮太郎(リオ・アヴェFC/POR)
田川 亨介(FC東京)