サッカー男子五輪代表決定!森保監督「金メダル獲得へ現時点でのベストメンバー」

サッカー

2021.6.23

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U-24日本代表メンバー(c)JFA

 来月開幕する東京オリンピックに臨むサッカーU-24日本代表のメンバーが6月22日に発表された。

MF 久保建英(レアル・マドリード/スペイン)やMF 三苫薫(川崎フロンターレ)らが順当に選出。年齢制限のないOA(オーバーエイジ)枠でDF 吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、DF 酒井宏樹(浦和レッズ)、MF 遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)が選ばれた。

チームを率いる森保一監督は、「金メダルを獲得するために、現時点でのベストメンバーを選んだ」と語った。

 東京オリンピックを戦う日本代表の18人のリストには、久保をはじめ、MF 堂安律(PSVアイントホーフェン/オランダ)、DF 冨安健洋(ボローニャ/イタリア)らフル代表でも活躍する顔ぶれが並び、海外でプレーする選手は9人で過去最多となった。

 Jクラブ所属ではMF 田中碧(川崎フロンターレ)、MF 相馬勇紀(名古屋グランパス)、FW 前田大然(横浜F・マリノス)、FW 上田綺世(鹿島アントラーズ)らリーグ戦などで好調を維持している選手が名を連ねる。

4人で2枠を競ったGKには谷晃生(湘南ベルマーレ)と大迫敬介(サンフレッチェ広島)が選ばれた。

 ワールドカップ予選など他の公式戦では23人登録が基本だが、オリンピックでは18人という限られた構成のため、DF 旗手怜央(川崎フロンターレ)、DF 中山雄太(ズヴォレ/オランダ)のように複数のポジションでプレーできる選手が選ばれた。

 オンラインでメンバー発表会見を行った森保監督は、「メンバー選考は非常に難しかった」と吐露。メンバー発表の前日にスタッフとの協議を経て18人を決めたが、今日の朝まで考えを巡らし、スタッフと話をして確認を重ねたことを明かした。

 選考で重視したポイントについて指揮官は、「個人で打開できる個の強さを持っていること。チームのために走って戦えること。スペシャルなものを持ち、過密日程で酷暑の中で、複数のポジションをできることを考慮した」と説明した。

 選考の過程で、今月上旬にはU-24ガーナ代表やジャマイカ代表との強化試合に吉田らOAの3選手を参加させ、若手の最終チェックを行いながら、チームへの融合を図る取り組みも実施した。

その効果について、森保監督は「OAがDFラインや中盤に入って、より安定してゲームを戦えるようになった」と手ごたえを口にしたが、「まだまだお互いの良さを引き出して、チームとして力を100%発揮できるように整えないとならない」と話した。

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U-24日本代表メンバー(c)JFA

 会見に同席した日本サッカー協会の反町康治技術委員長は、酷暑の中での過密日程を乗り切るために、フィジカルトレーナーを通常より多い二人体制にしたことを明かし、「他国の選手に比べると、日本の選手はこの状況下に慣れている。ホームのアドバンテージを活かして戦いたい。(フル代表との)1チーム2カテゴリーを昨年から特に意識してやってきた。誰が出ても日本に貢献できる力がある」と語った。

 なお、バックアップメンバーにはGK 鈴木彩艶(浦和レッズ)、DF 町田浩樹(鹿島アントラーズ)、DF 瀬古歩夢選手(セレッソ大阪)、FW 林大地選手(サガン鳥栖)の4人が選出され、来月5日始まる直前合宿から大会終了まで帯同し、大会中に負傷者などが発生した場合に備える。


取材・文:木ノ原句望

【U-24日本代表メンバー】

■GK
大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
谷 晃生(湘南ベルマーレ)

■DF
吉田 麻也(サンプドリア/イタリア)※
酒井 宏樹(浦和レッズ)※
板倉 滉(FCフローニンゲン/オランダ)
中山 雄太(PECズヴォレ/オランダ)
旗手 怜央(川崎フロンターレ)
冨安 健洋(ボローニャFC/イタリア)
橋岡 大樹(シントトロイデンVV/ベルギー)

■MF
遠藤 航(VfBシュツットガルト/ドイツ)※
相馬 勇紀(名古屋グランパス)
三好 康児(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
三笘 薫(川崎フロンターレ)
堂安 律(PSVアイントホーフェン/オランダ)
田中 碧(川崎フロンターレ)
久保 建英(レアル・マドリード/スペイン)

■FW
前田 大然(横浜F・マリノス)
上田 綺世(鹿島アントラーズ)

■バックアップメンバー
GK 鈴木 彩艶(浦和レッズ)
DF 町田 浩樹(鹿島アントラーズ)
DF 瀬古 歩夢(セレッソ大阪)
FW 林 大地(サガン鳥栖)

※オーバーエイジ(OA)