U-24日本代表 フランスに4発圧勝!理想的な試合運びで五輪8強進出【五輪サッカー】

サッカー

2021.7.29

GettyImages-1331095911.jpg
サッカーU-24日本代表 三好康児 Photo by Francois Nel/Getty Images

 サッカーU-24日本代表は7月28日、東京オリンピックのグループステージ最終戦でフランス代表と対戦し、MF久保建英選手(レアル・マドリード)の3戦連続ゴールなどで前半2得点を奪い、交代選手も躍動する理想的な展開で4-0と快勝。A組首位で8強進出を決めた。日本は7月31日の準々決勝でB組2位通過のニュージーランドと対戦する。

 日本が理想的な試合運びで準々決勝進出を決めた。

 南アフリカとメキシコに連勝して勝点6でA組首位に立つ日本は、1点差以上の負けでも決勝トーナメント進出が決まる試合に、メキシコ戦から先発メンバー3人を変更してFW上田綺世選手(鹿島)とMF怜央選手(川崎)が今大会初先発で出場し、二人とも前半の2得点に絡む活躍を見せた。

 1トップに入った上田選手も2列目左でスタートした旗手選手も、序盤から積極的にシュートを狙い、相手の守備を引き付ける動きを見せ、積極的なゴールへの姿勢がゴールに結びついた。

前半27分にMF田中碧選手(デュッセルドルフ)の縦パスを受けた久保選手が上田選手へフィード。上田選手はペナルティボックス右に切り込んで角度の厳しいところから右足を振る。これは相手GKが体勢を崩しながら弾いたが、リバウンドに久保選手が鋭く反応。左足で捉えゴールに叩き込み、日本が先制した。

 さらにその7分後、久保選手は旗手選手とワン・ツーでパス交換して縦パスを上田選手へ送ると、鹿島FWがシュート。再び相手GKに弾かれたが、高くバウンドした跳ね返りをペナルティエリアへ走り込んだDF酒井宏樹選手(浦和)が右足で捉えて流し込み、2-0のリードを奪った。

 2得点とも多くの選手が絡んで攻撃を押し上げ、好機を逃さずに得点に結びつけた。

 ここまで1勝1敗で2点差以上の勝利が必要なフランスは、FWコロムアニ選手やFWトーバン選手が左右それぞれのサイドで仕掛けるなど後半反撃の姿勢を強めるが、日本は冷静な守備で対応し、GK谷晃生選手(湘南)も好セーブを見せる。

 そして後半25分には、久保選手に代わって後半出場したMF三好康児選手(アントワープ)が旗手選手のパスに左足を振って、相手の戦意を削ぐ追加点を決めた。

 この後、危険なプレーで退場者を出したフランスに対して、日本はMF相馬勇紀選手(名古屋)、MF板倉滉選手(フローニンゲン)、FW前田大然選手(横浜FM)ら交代出場した選手らが攻撃の姿勢を崩さす、優勢に試合を展開。

 試合終了直前には左から右の相馬選手への大きな展開で攻撃。右サイドを攻め上がった相馬選手から、左サイドを駆け上がった前田選手がパスを受けてチーム4点目をマーク。日本の得点を締めくくった。

 この結果、日本は全4グループで唯一の3戦全勝としてグループステージを突破。2位は南アフリカに3-0で勝利して2勝1敗のメキシコ。フランスは1勝2敗の3位、南アフリカは3戦全敗の4位で大会を終えた。


文:木ノ原句望