サッカーACLに3年ぶり出場の浦和レッズ、初戦はシンガポール王者と
GK西川周作 写真:長田洋平/アフロスポーツ
アジアクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の東地区グループステージが4月15日、開幕する。
日本からJリーグ王者の川崎フロンターレ、天皇杯優勝の浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸が出場し、まずは5月1日まで各組で一都市集中開催されるグループステージ突破を目指す。
天皇杯優勝で3年ぶり8度目の出場となった浦和は、3度目のアジア制覇を目指している。
タイのブリナムで行われるF組では、シンガポールリーグ覇者のライオン・シティ・セーラーズ(LCS)、昨季韓国リーグ3位で2年連続3度目の出場の大邱FC、昨季リーグ戦とFAカップをダブル制覇した山東泰山(中国)との顔合わせだ。
15日の初戦で対戦するLCSは昨季、2020年大会で蔚山現代を優勝に導いたキム・ドフン監督の下、18年ぶりのリーグ優勝を達成してACLに初出場。現在もリーグ首位に立つ。
今季加入した韓国代表FWキム・シンウク選手が7戦6ゴールと好調で、ブリュージュやリエージュで活躍したベルギー出身MFマキシム・レスティエンヌ選手、ブラジル出身MFディエゴ・ロペス選手らが攻撃を担う。
大邱FCは昨季Kリーグで3位に入り、プレーオフを経て2年連続3度目の出場。昨年の大会では名古屋に敗れて16強止まりだった。今季はブリラムやタイU-23 代表を率いた経験のあるブラジル出身のアレクサンドル・ガマ監督体制で臨む。
山東泰山は改名前の山東魯能としてACLでの経験も長く、2019年以来で通算11度目の出場。昨季から元中国女子代表監督の経験のあるクラブOBのハオ・ウェイ監督が指揮を執り、元新潟監督で古巣の鹿島や大宮でも指導歴のある元日本代表FW黒崎久志アシスタントコーチが参謀を務めている。
浦和は直近のリーグ戦3試合連続ドローを含めて2勝4分4敗の10位で、GK西川周作選手は振り返り、「勝ちそうで勝てない試合が続いた。内容的に悪いとは思っていないが、ACLを通じてスッキリ勝つ試合をできれば自信になる。アジアの大会でモチベーションもかなり高いし、いい緊張感で練習できている」と語る。
2007年と2017年にはアジアの頂点に立ったが、現在のチームはリカルド・ロドリゲス監督体制で若手も増えてACL未経験の選手も多い。ノックアウトステージへは各組1位と2位のなかで上位3チームが駒を進めることができる。
浦和の守護神は「想定外のことも起きるがストレスに感じないことが大事。試合前から気持ちの余裕を持たせられるように声掛けをしたい。ACLでは守れるチームが強い。まずグループステージを突破できるように、みんなで力を合わせて頑張りたい」と話している。
指揮官のロドリゲス監督は、「Jリーグではなかなか勝利できていないが、相手を上回っている試合の方が多い。新しい選手が多く来て怪我人も復帰してきた。チームとしては非常にいい状態だ。スタイルの部分もさらに強化しつつ、この大会を進めていきたい」と語った。
ACLはグループステージから準決勝までは東西各地区に分かれて行い、ノックアウトステージではラウンド16から準決勝までを一戦必勝方式で行う。
東地区のノックアウトステージは8月開催の予定で、決勝は来年2月19日と26日に西地区とのホーム&アウェイで開催される。年をまたいでの決勝開催は初めてとなる。
取材・文:木ノ原句望