【ヤクルト】石川雅規 史上7人目の500試合先発登板 “どうすれば抑えられるか”考え実行するベテランの技

野球

2022.8.24

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ヤクルト・石川雅規

<セ・リーグ ヤクルト 5-4 広島 (19回戦12勝6敗1分)>

ヤクルト-広島19回戦(=神宮球場)は23日行われ、ヤクルト・石川雅規投手(42)はプロ野球史上7人目となる通算500試合先発登板を達成。

7月末に新型コロナに感染し、約1ヶ月ぶりの1軍のマウンドとなったが5回3失点の粘りのピッチング。白星こそつかなかったが、チームは6回、村上宗隆(22)がライトスタンド最上段に第45号3ランを放ち逆転勝ちをおさめた。

史上7人目の偉業

「ヒットを3本打たれてもホームに返さなければいい。今ある自分がどうすれば抑えられるか、考えることが楽しいし難しいです。でも難しいからチャレンジしている」

シーズンが始まる前に取材で答えてくれた言葉であるが、今日は試合中その言葉が頭をよぎった。

初回こそ3失点したものの2回、3回、4回と得点圏にランナーを許しながら、ときには牽制を挟み、ときにはクイックを使った投球、丁寧にかつ大胆に攻めるピッチングでそれ以降は広島打線に得点を許さなかった。

新型コロナ拡大により今は試合後、選手に話を聞くことができないが"どうすれば抑えられるか"という答えに対し、持てる技術の全てをぶつけていたように感じた。

米田哲也氏や金田正一氏、直近では山本昌氏などわずか6人しか達成していなかった通算500試合先発登板。高津臣吾監督も「本当にすばらしい、おめでとう!としか言いようがない。体も心身ともにその強さが"500"という数字になったと思う」と賛辞の言葉を並べた。

500試合先発登板は1年間25試合先発するとして20年間投げなければ辿り着かない境地。通算成績は182勝 179敗、負けの数も含めてこの数字がチームのために腕を振ってきたことの証でもある。

今春のキャンプで「グラウンドに立てば年齢は関係ない。まだまだ石川さんやるな!できるな!ってところをみせたい」と意気込んだ石川雅規投手。

身長167センチ"小さな大投手が"見据えるのは次なる偉業『200勝』。今季挙げた5勝からどれだけ積み上げられるか、次のマウンドが楽しみだ。