アグネスワールド 日本馬初の英G1制覇 ~函館競馬場と武豊と名馬たち~

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2023.7.6

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ジュライカップを制したアグネスワールド 日本馬初の英G1制覇 写真:Newscom/アフロ

JRA最古の競馬場で生まれた名馬との縁

6月25日にテレビ東京で放送された「武豊-THE ORIGIN-~始まりの地・函館~」。この番組では競馬界のレジェンドとして知られる武豊のルーツがあるという北海道・函館を武豊自身がゆかりの地を巡り、自身の原点を紹介。

そこには父・邦彦氏の生まれ育った街やこれからの競馬界を背負うであろう子供たちと触れ合う様子が放送され、話題を呼んだ。

武豊にとってゆかりが深い函館の街にある函館競馬場は、現存するJRAの競馬場では最古の歴史を誇ることでも知られている。

この地で武豊は重賞4勝を挙げるなど活躍を見せているが......今回は武豊とともに函館競馬場で活躍した名馬たちを紹介する。※馬齢は当時の表記のまま

■アグネスワールド

武豊が函館で始めて重賞を制した際のパートナーが彼。半兄にスプリンターズSを制したヒシアケボノを持つ良血馬として夏の函館競馬場で武豊を背にデビューすると持ち前のスピードを生かして快勝。

続く函館3歳Sでも武豊とタッグを組むとスタートから楽に前に付けていき、直線でも早々と先頭に立って押し切るという強い内容で勝利。

タイムは2歳レコードとなり、この勝利によって武豊はJRA全10場での重賞勝利を達成するというメモリアルなものとなった。

その後は有り余るほどのスピードを武器にしたレース運びを見せ、5歳秋にフランスへ遠征するとロンシャン競馬場で行われたアベイユ・ド・ロンシャン賞で2番手から抜け出して勝利してG1初制覇。さらに翌年の夏にはイギリスへ遠征し、ジュライCを優勝。

日本調教馬として初めて競馬発祥の地・イギリスでのG1制覇を成し遂げるという快挙を達成するなど、その名の通り武豊とともにワールドワイドな活躍を収めた。


■文/福嶌弘