【華麗なる武一家】”サイレンススズカ” 武豊「自身が乗った中で一番強い馬」

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2022.5.18

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記憶にも記録にも残る名馬がズラリ

 日本競馬界のレジェンドと称される武豊騎手とその弟である武幸四郎調教師。ともに数々との名馬とコンビを組み、記憶にも記録にも残る好成績を残してきた。

 その中でもテレビ東京スポーツYouTubeチャンネルで配信中の「競馬大好きママ のスナック美馬女 #1 華麗なる武一家」で紹介された4頭を詳しく紹介。


■異次元の逃亡者『サイレンススズカ』

かつて武豊が「自身が乗った中で一番強い馬」とインタビューで発言したことでも知られる1頭。

武豊は3歳時の香港国際C(1997年 G2 芝・1,800m)からコンビを組み始め、この時は5着と敗れたものの、明け4歳緒戦となったバレンタインSは純烈の酒井一圭が「あの走りにつながったレース」と評したようにスタート直後からサイレンススズカの持ち前のスピードを生かすために"大逃げ"を披露した。

このレースでは1000m通過タイムが57秒8というハイペースを自ら作って2着馬に4馬身差をつけて楽勝。

これで大逃げの素質が開花すると、続く中山記念(GII 芝・1,800m)で重賞初制覇。その勢いで小倉大賞典(GIII 芝・1,800m)も完勝と破竹の3連勝を飾り、次走に選んだのは金鯱賞(GII 芝・2,000m)だった。

このレースでもサイレンススズカはスタートから自身のスピードをフルに生かすべく先頭に立つと、後続をグングンと突き放して直線に入るころには2番手に付けていた馬たちに10馬身以上のリードをつけていた。

気が付けばサイレンススズカは2着ミッドナイトベッドに大差をつけて圧勝。

勝ち時計の1分57秒8はレコードタイムで、レースを見ていた観客は最後の直線で逃げるサイレンススズカに拍手を送ったという。

これで完全に本格化したサイレンススズカはこの後の宝塚記念も制するなど、破竹の6連勝を記録している。

ちなみにサイレンススズカが香港国際Cへ遠征する際に武豊が鞍上となったが、当時トップジョッキーだった武豊が自ら「乗りたい」と志願したという。

この時点では重賞未勝利だった一介の3歳馬をパートナーに指名し、のちの大成につなげたのだから、武豊の相馬眼には驚かされるばかりだ。

■サイレンススズカ成績
年 レース名(グレード)着順(人気)騎手
1998 天皇賞・秋(GI)中止(1)武豊
1998 毎日王冠(GII)1着(1)武豊
1998 宝塚記念(GI)1着(1)南井克巳
1998 金鯱賞(GII)1着(1)武豊
1998 小倉大賞典(GIII) 1着(1)武豊
1998 中山記念(GII) 1着(1)武豊
1998 バレンタインS 1着(1)武豊
1997 香港国際C(G2)5着(-)武豊
1997 マイルCS(GI)15着(6)河内洋
1997 天皇賞・秋(GI)6着(4)河内洋
1997 神戸新聞杯(GII)2着(1)上村洋行
1997 東京優駿(GI)9着(4)上村洋行
1997 プリンシパルS 1着(2)上村洋行
1997 サラ系4歳500万円以下 1着(1)上村洋行
1997 弥生賞(GII)8着(2)上村洋行
1997 新馬 1着(1)上村洋行