レッドソックス・吉田正尚 結果を残したメジャー1年目を振り返る「下を向くこともあったが、良くなる為にもがいた一年だった」

吉田正尚 Photo by Ronald Martinez/Getty Images
<2023年10月1日(日本時間2日)ボルチモア・オリオールズ 1-6 ボストン・レッドソックス @オリオール・パーク>
MLBボストン・レッドソックスの吉田正尚選手(30)は、敵地ボルチモアでのシーズン最終戦に「4番・レフト」で先発出場を果たし、3打数1安打の内容だった。
最後の3打席目。1−1からの3球目、インコースのストレートを技ありの流し打ちでレフト前に運び安打を放った。走者に出たところで代走が送られ、吉田の今季の試合が終了した。
今季の打撃成績は、537打数155安打72打点15本塁打。ア・リーグの打率ランキングでは5位に入った。球団新人記録となるシーズン50回のマルチ安打も達成するなど、メジャー1年目のシーズンから結果を残した。
尚試合は、レッドソックスがオリオールズの守備の乱れをつき6対1で勝利を収め、有終の美を飾った。
吉田はこの日の試合前、今シーズンの総括を行った。
■吉田正尚 試合前インタビュー
Q.今年を走り切って今の率直な気持ちは?
一年間完走というか、しっかり上で戦うというところは一つ自分の中で最低限クリアできたかなと思っています。
Q.シーズン当初に「恐れずに色々なことに挑戦していきたい」と言っていたが、それはできた?
そこに関しては、本当に新しい景色だったり、新しい環境に挑む上でいろいろな迷いもありました。そういう時に下を向くこともありましたが、なんとかこう良くなるためにもがいた一年だったかなと思います。
Q.初対戦の投手が多い中、調整は難しかった?
日本でしかプレーしていないのであれですけど、比べるとしたらやっぱりレベルはもちろん高いです。ピッチャー、野手も含めて、パワーやスピードだったりの一人一人のポテンシャルはすごく高く感じましたね。
Q.1年間プレーしてみて大変だったことは?
これもまた日本と比べると、移動も含めてですが同じ国内でも時差があるので、アメリカは広いんだなとつくづく感じながら、曜日感覚もないような感じで本当にあっという間に過ぎていきました。
Q.予想よりできた部分は?
前半戦に関しては、数字に関しても「あれ?いけるかな」っていう。ただ、そのいけるかなが何でいけるかななのか分からずにやっていて、日々良いものを出そうと準備してやっていました。前半戦、自分の中ではまずまず良いところで折り返せたなと思います。
後半戦、シアトルの遠征ぐらいから少し「あれ?」っていう感じがずっと続いて、体なのか技術なのかも含めて、疲れなのか分からないですが、なかなか自分の思うようなパフォーマンスが出せなかったことは、来年への課題かなとは感じますね。
Q.アメリカに来てよかったという感じはどういうところに感じる?
ファンの方と近い球場も多いですし、演出一つにしてもスタンディングオベーションや、でカウント3-2で盛り上がったりとか、そこの緊迫感というのは日本の応援のスタイルとはまた少し違うのかなと感じました。
Q.新人王については?
あんまり新人を取るためにという感じではなかったので、ついてきたら賞としては嬉しいなというぐらいで、そこまでそこに執着をしていなかったです。
Q.今のところ、今季を良い感じで終われそう?
なかなか満足いく内容は本当に少ないですが、そういう意味では課題がたくさんあるということで。オフに日本よりも時間は多分作れると思うので、やったことをこのオフにしっかり詰めてまだまだレベルアップしなければいけないなと思います。