まさに最強!藤波朱理が五輪初出場で金メダル!圧倒的強さで公式戦連勝記録を『137』に更新【パリ五輪 レスリング女子53キロ級】

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2024.8.9

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藤波朱理 写真:AFP/アフロ

<2024年8月8日(木)パリ2024オリンピック競技大会 女子フリースタイル53キロ級決勝 @シャン・ド・マルス・アリーナ>

パリオリンピックレスリング競技 女子フリースタイル53キロ級の決勝が8日にシャンドマルス・アリーナで行われ、世界ランク4位の藤波朱理(20=日体大)が同1位のジェペス・グスマン(エクアドル)を破って優勝。

【レスリング女子】藤波朱理が五輪初出場で金メダル|パリオリンピック 女子53キロ級決勝

五輪初出場で金メダルを獲得。今大会、日本女子レスリングで第1号の金メダルを手にした藤波は中学2年時から続く公式戦連勝記録を「137」に更新した。

試合は、第1ピリオド 先にタックルを決めて2点を先制する。その後バックを取るなど6-0で前半を折り返す。第2ピリオドも完全に相手を圧倒した藤波がテクニカルスペリオリティーの10-0で勝利した。

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海外ではその強さから「ワンダーガール(驚異の少女)」と称されている藤波。

初戦となる1回戦で2022年世界選手権覇者のパリッシュ(アメリカ=同26位)から6-0でフォール勝ちを収めて五輪デビューを飾る。

準々決勝ではモンゴルのバチュヤグに2点を奪われるも2試合連続のフォール勝ち(8-2)。圧勝で準決勝へ駒を進める。

準決勝は東京五輪銀メダリストの龐倩玉(中国=同10位)相手に10-0のテクニカルスペリオリティー勝ち、圧倒的強さで決勝進出を決めた。

「オリンピックチャンピオンになるために今までやってきた」と話す藤波は、決勝戦でもワンダーガールの異名そのままに世界ランク1位のグスマンを圧倒して、念願のオリンピック金メダルをつかみ取った。

この階級では東京五輪の向田真優に続き、日本勢連覇を達成した。

オリンピック3連覇、世界選手権10連覇の「霊長類最強」といわれた吉田沙保里さんの119連勝(個人戦のみに限定すれば「206連勝」)の記録を大きく上回る「137」に連勝記録を伸ばした藤波は五輪の舞台で新たな伝説をスタートさせた。

■藤波朱理(ふじなみ・あかり)
生年月日:2003年11月11日
出身地:三重県
オリンピック出場回数:初出場
プロフィール:
父でコーチの藤波俊一さんや兄の影響で4歳でレスリングを始める。全国少年少女選手権4度優勝など頭角を現し、2017年6月の全国中学生選手権の敗戦以来、公式戦では無敗の連勝を続けている。

2021年には世界選手権で初出場初優勝。22年の世界選手権は出場予定だったが負傷で棄権。同年の全日本選手権で3連覇を達成。23年の世界選手権では2度目の優勝を果たした。

日体大入学を機に父と東京で2人暮らしを始めて、親子二人三脚で五輪の頂点を目指す。