ゴールドシップ「種牡馬としてもキャラクターとしても人気のアイドルホース」【もうひとつの引退馬伝説】

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2024.10.19

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ゴールドシップ(c)SANKEI

2012年のクラシック戦線において、菊花賞を勝ち、皐月賞との二冠を達成したゴールドシップは、2015年12月をもって現役生活を引退。

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翌2016年からビッグレッドファームで種牡馬入りし、これまでに数多くの優秀な産駒をターフに送り出してきた。

そんな名馬の第2の馬生の様子を、著名な競走馬の引退後の余生を追った『もうひとつの引退馬伝説~関係者が語るあの馬たちのその後』(マイクロマガジン社)から一部抜粋してお届けする。

クラシック二冠、グランプリ3勝などGIを6勝した芦毛の名馬、ゴールドシップ。

同馬は引退後、ビッグレッドファームで種牡馬としてセカンドキャリアを歩んでいる。すでにオークス馬のユーバーレーベンをはじめ多くの活躍馬を輩出する人気種牡馬だが、ビッグレッドファーム北海道事務所の井澤瑞貴さんによると、種付けが上手なことでも頼れる存在だという。

「繁殖牝馬に物怖じせず、年齢・毛色など一切関係なく積極的に種付けを行うなど、前進気勢の強さを感じます。受胎率も高く、種付けに対してナーバスになることもありません。シーズンの後半になると他の種牡馬は疲れを見せることがある中で、大きな疲れを見せずに種付けを行ってくれる頼もしい存在です」

ゴールドシップの種付けが上手なポイントは2点ある。ひとつは、時間をかけることなくスムーズに終わらせる点、もうひとつは精神的なタフさによって繁殖牝馬が戸惑ったり不機嫌だったりしてもとくに動じることなく向かっていける点だ。

種牡馬が相手の機嫌に左右されるような態度をとることは、繁殖牝馬を疲れさせたり、危険な目に合わせるリスクがある。

そうしたデメリットを回避できる振る舞いができるからこそ、「種付けが上手」という評価を得ることができる。井澤さんは「種牡馬ゴールドシップに、何も言うことはありません」と太鼓判を押す。

そんなゴールドシップの種牡馬としての活躍に顔を綻ばせるのが、現役時代に同馬を担当した今浪隆利元厩務員。ゴールドシップの素顔をもっともよく知る今浪元厩務員が種牡馬となった同馬に感じた意外な変化とは!?

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