平野歩夢 複数骨折から奇跡の復活!日本勢4選手全員が決勝進出【ミラノ・コルティナ五輪 男子ハーフパイプ】
<2026年2月11日(水)ミラノ・コルティナ2026オリンピック スノーボード 男子ハーフパイプ予選 @リビーニョ・スノーパーク>
ミラノ・コルティナ五輪は現地時間11日、スノーボード男子ハーフパイプ予選が行われ、平野歩夢(27=TOKIOインカラミ)、戸塚優斗(24=ヨネックス)、山田琉聖(19=専門学校JWSC)、平野流佳(23=INPEX)の日本勢4選手全員が決勝進出を果たした。
戸塚が91.25点で2位、山田は90.25点で3位、平野流は87.50点で5位、平野歩が85.50点で7位で予選を通過した。
注目を集めたのは前回大会王者の平野。大会直前の1ヶ月前に複数箇所の骨折を負ったにもかかわらず、強行出場を決意した。
予選1回目、平野はスイッチバックサイド・9ミートグラブから始まり、キャブ・ダブルコーク1440・ミートグラブ、フロントサイド900、バックサイド900。
そしてフィニッシュにフロントサイドダブルコーク1440と、怪我を感じさせない力強い演技を披露。
解説者からは「なんという精神力でしょうか」「さすが前回王者ですよ、ほんとに」という称賛の声が上がった。
平野は1回目で83.00点を獲得し、2回目にはさらに得点を伸ばして85.50点を記録。7位で決勝進出を決めた。

インタビューで平野は「怪我の痛みとか、いろいろ自分の中では万全じゃない状態で、急にオリンピックっていう状態なんで、やってきたことを信じて、シンプルにやるべきことやるだけかなとは思ってる」と心境を語った。
五輪初出場の19歳、山田も注目の演技を見せた。独創的なルーティンを披露して高得点の90.25点をマークし、予選3位で決勝進出を決めた。
3大会連続出場の24歳、戸塚は予選2回目で本領を発揮。スイッチバックサイド・ダブルコーク1260から入り、フィニッシュではフロントサイド・トリプルコーク1440の超高難度の技を成功させた。
この最後の大技が決め手となり、日本勢最高となる91.25点をマーク。予選2位で決勝進出を決めた。
日本代表の4選手全員が決勝進出を決めた。女子に続いて男子も全員が決勝に駒を進め、メダル獲得に向けて好スタートを切った。
決勝では、怪我から復帰した平野歩が連覇を目指す一方、戸塚、山田、平野流も表彰台を狙う。日本勢にとって、ハーフパイプ種目での複数メダル獲得が大いに期待される。