〈大谷翔平・一問一答〉2勝目ならずも6回1失点の粘投 「投げ心地が良くなかった。次の登板までに見直したい」

野球

2026.4.9

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大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<4月8日(日本時間9日) トロント・ブルージェイズ対ロサンゼルス・ドジャース@ロジャーズ・センター>

ドジャースの大谷翔平投手(31)が敵地で行われたブルージェイズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。

初回の第1打席で四球を選び「43試合連続出塁」とし、イチローに並ぶ日本選手最長記録を達成した。投げては6回96球、4安打1失点、自責点0、2奪三振、1四球の内容で、勝利投手の権利を持って降板したが、後続の投手が逆転を許し今季2勝目は逃した。

初回の第1打席で、その時はやってきた。相手先発右腕シースに対し、カウント3-1から四球を選んだ。連続試合出塁を43に伸ばし、日本選手最長記録としてイチローに並びかけた。これは得点には結びつかなかったものの、その後は投手として粘投をみせた。

その裏、先頭スプリンガーに左前打を許し、その後2死一・二塁となって岡本とメジャー初対決を迎える。スライダー2球で追い込んだ大谷は、1球ボールの後、この日最速161キロの速球で空振り三振に仕留めた。

しかし3回、1死後2番バーショに四球を与え、スミスの捕逸で二進を許してしまうと、2死後4番サンチェスに左翼線へ運ばれ、先制点を献上した。これで昨年8月27日レッズ戦の4回から続けていた連続イニング無失点は、24回2/3でストップ。

日本人先発投手では13-14年の岩隈久志(マリナーズ)、24年ダルビッシュ有(パドレス)の最長25回に、わずか1/3回届かなかった(連続イニング無失点は失点のあったイニングは除いて計算するため、3回に奪った2アウト分は加算されない)。

その後味方打線が逆転してくれ、勝ち投手の権利を持って6回終了でマウンドを降りたが、救援陣が崩れてまさかの逆転負け。大谷の今季2勝目はならなかった。

それでもロバーツ監督は「タフな登板でしたね。投球フォームのタイミングが噛み合っていないようでした。登板中、ずっと自分自身と戦っているような状態でしたね。

今日の彼の感覚がよくなかったことを考えれば、6回1失点で切り抜けたのは非常に素晴らしい内容だったと言えます。そこはやはり、ショーヘイの"戦う姿勢"と"球の力"です」と大谷の投球を称賛した。

<大谷翔平 一問一答>

ーー今日の登板では、序盤から球数が増えていく中での投球となりました。個人的には、今日は粘りが必要な苦しい登板だと感じましたか?

出来は良くなかったんですけど。責任を持って球数はしっかり投げられたので、そこは唯一良かったんだと思います。

ーー登板を終えて、今の体調や感覚はいかがですか?

状態は悪くはないかなと。ただ、投げ心地がやっぱり良くなかったので。

遠征の最後ということもあって多少の疲れはありますけど、その中でもそれなりに投げていられたのは良かったかなと思います。

ーー今日、自分の帽子にミゲル・ロハス選手のお父さんのイニシャルを入れたのは、あなたにとってどのような意味があったのでしょうか?

本人ももちろん辛いと思いますけど、それでもこうやってグラウンドに来てプレーして、素晴らしいプレーもありましたし。

まあ、チームのみんなでこう、サポートして支えていければいいんじゃないかなと思います。

ーー打撃面については今、どのような状態にあると考えていますか?

前進はしているかなとは思いますけど。

毎年、シーズンの最初はこんなもんなのかなっていう......いつも通りなのかなっていう印象ですね。

ーー先ほど"投げ心地が良くなかった"と仰っていましたが、それは疲労によるものでしょうか。それともリリースの感覚で修正したい部分があったのでしょうか?

どちらもではないですかね。遠征の最後で、今日はデーゲーム寄りの時間帯での試合だったので。そういう意味では疲れは少し、みんなあるとは思いますし。

そのせいなのかはわからないですけど、投げ心地があまり良くなかったので、そこは次の登板までにしっかりと見直したいなと思ってます。

ーーここ数週間、四球を多く選んでいるように見えます。以前よりも勝負を避けられていると感じますか?

四球は好きなので。くれる分にはもらいますし、ストライクが来れば振りますし、シンプルに何も考えずに、作業だと思って打席に立っていればいいのかなと思っています

ーー現在3本のホームランを打っていますが、スイングの状態は現時点で理想に近づいていますか?

徐々に上がってきているかなという段階なので。いきなり良くなるっていうことはあんまりないですし。

徐々に、5月ぐらいに向けて状態が上がってくれば、今まで通りのペースでいけるのかな、と思っています。

ーー昨日、相手捕手の手が当たった左腕の状態はいかがでしょうか?

感覚は良かったですね。そんなに悪い状態ではないので。

ーー43試合連続出塁という日本人選手の記録についても注目されています。出塁し続けることの意味をどう考えていますか?

単純にフォアボールが多いので。出塁の、何て言うんですかね、試合換算の数字としては伸びているのかなと思いますけど。

さっきも言った通り、もらえるものはもらうし、ストライクが来たら振る。そういうシンプルな考え方で行きたいなと思っています。

ーー岡本選手との対戦では100マイル超を計測していましたが、意識は?

まあマウンドに行ったら、誰が相手とかっていうよりかは、"この選手はこうやって投げる"っていう、ただそれだけの作業になってくるので。

あんまり"誰々だ"とか"抑えたいな"とかは考えずに、自分のやれることをしっかりやりたいなと思っていました。

ーー昨日、ブルペンでペンを使ってスパイクの底を確認していましたが、あれは何をしていたのですか?

キャッチボールの時はそんなに感覚が良くなかったので。自分の立ち位置だったり、立つ角度だったりを確認していました。

球場によってブルペンとマウンドで感覚が違うので、感覚だけに頼っていると少しずつズレてくるものなので、その確認ですね

ーー左打者に対してファウルで粘られるケースが目立ちましたが、メカニズムの問題ですか、それとも疲労の影響でしょうか?

軌道じゃないですかね。投げているボールの軌道がストライクゾーンにうまく乗っていないというか。

ゾーンに乗っていないので、差し込んでいても当たってしまうケースが多かったのかなと思うので。引っ掛けるようなケースがちょっと目立っていたかなと思います。

テレ東リアライブ編集部

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