【大谷翔平 一問一答】投打に大活躍で防御率0.74・打率.301に 「もう少し長打率が高くなればより良い」

野球

2026.6.4

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大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2026年6月3日(日本時間4日) アリゾナ・ダイヤモンドバックス対ロサンゼルス・ドジャース@チェース・フィールド>

ドジャースの大谷翔平投手(31)が、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・投手兼DH」のリアル二刀流で先発出場、投げては6回2安打無失点で6勝目、打っては4打数3安打、2四球で打率を.301とし、チームを連勝に導いた。

規定投球回には届かなかったが、防御率は0.74となった。

大谷は二刀流出場した直近2試合で、先頭打者弾を放っている。3試合連続の期待がかかる中、相手先発右腕ギャレンとの対戦成績は14打数4安打、打率.287と、相性は悪くない。

カウント0-2からの94.7マイル(約152.4キロ)速球を強振すると、打球は上がらず鋭い当たりが二塁へ。これを二塁バルガスが弾く間に、大谷は全力疾走で一塁を駆け抜けて間一髪セーフ。内野安打で出塁した。

マウンドに上がる前の全力疾走は、得点には結びつかなかったものの、投手大谷を盛り上げる。その裏マウンドに上がると、いきなり1番ベルドモを内角低めの99.8マイル(約160.6キロ)速球で一ゴロに仕留める全開スタート。その後も160キロ超の速球を連発して三者凡退に封じた。

2回、タッカーの2ランで先制点をもらい、3回には自らの四球を足場に4安打を集中して3点の追加点が入った。それでも大谷の右腕は緩まない。4回2死まで1本の安打も許さないパーフェクト投球。

3番モレノに右翼線へ二塁打を許し、37人連続ノーヒットの快記録は途切れたが、4番アレナドをこの日最速となる100.4マイル(約161.6キロ)速球で三ゴロに打ち取って、得点を許さなかった。6回にも1死一・二塁の窮地を迎えるも、2番の好打者キャロルを二ゴロ併殺に打ち取りピンチをしのいだ。

この回でマウンドをヘルナンデスに譲った後は、バッターに専念。4回四球、6回右前打で一時打率を3割台に乗せたものの、7回の空振り三振で再び2割台に落ちていた。しかし6打席目が回ってきた9回、バットを折りながらも右前に運び、打率を.301とした。

「(投球は)とてもよかった。必要な場面で球速も出ていたし、制球もよくなっていた。スイーパーとカーブをうまく混ぜていたし、リズムに乗っていたと思う。ショーヘイの場合は、マウンドに上がるたびに完封を狙っているのが分かる。

(打撃は)ボールを強く打ち、いい球を見極めてスイングしている。これ以上望むものはなかったよ」。いつものように称賛の言葉を並べたのはロバーツ監督だ。

この日も指揮官は7回まで投げさせることを考えていたが、試合展開と体の負担を考慮して踏みとどまった。試合前には、明日を休養日にすることを明らかにしている。

「7点リードしている状況で、わざわざショーヘイを7回まで投げさせる必要はあるのか、と考えた結果だ。(休養を与えることは)良い感じだと思っている。数週間前はリセットするために2日間必要だと感じていたが、次の試合と状況を見て対応していく」とした。

打率.301、OPS.941、防御率0.74と驚異の数字が並ぶ中、本塁打は10本と物足りなく感じる数字となっている。休養が本塁打量産へのきっかけとなるなら、指揮官の笑いも止まらなくなる。

<大谷翔平 一問一答>

ーー前回の登板と比べて今日の制球力はいかがでしたか?

前回よりは良かったと思います。すごくよかったかちょっとわからないですけど、前回よりは確実に良かったと思います。

ーー違いは何でしたか?

動き方の違いかなと思います。

ブルペンから良かったですし、1週間の中での修正というのがしっかりできたのかなと思います。

ーー打率.301、防御率.0.74という数字は誰も成し遂げていないことですがどう思いますか?

数字のバランス的には、特にOPSに関しては上がってきているのが良いことですし、少し出塁寄りに偏っている数字ではありますが、もう少し長打率が高くなればより良いと思います。

ーー今日出塁回数が多かったので、エネルギーの部分で心配はしていましたか?

そうですね。マウンドの方がちょっと熱く感じたので。

でも打席も集中しながらフォアボールも取って、それが点に繋がっていくということはそれだけピッチングの助けにもなるので、多くの点を取れるのは自分にとっては良いことだと思います。

ーー今季ここまで結構長い時期、ピッチングで好調を維持しているように見えますが手応えはどうですか?

まだ5月が終わったぐらいの感じなので、まずは前半を終わってみてどういう感じの数字というか状態なのかなというところで後半の修正につながればいいなと思います。

今のペースは、非常にいいペースで保てているかなと思います。

ーー5月に2日休養した後から打撃の調子が良くなっていると思いますか?

良いきっかけにはもちろんになったと思います。

どちらかというと技術的な面で大きな違いがあるのかなと思うので、それを継続するのも難しいですし、そこが野球で一番難しいところだと思います。

ーー明日休養ですがどう思いますか?また、リカバリーに専念しますか?

そうですね。基本的にはリカバリーというかやれることは少なくしながら運動量を抑えて、後半の代打に備えたいと思います。

ーー打撃の技術面は何が重要なのですか?

立ち方が一番大事で、立っている時にピッチャーがどういう風に見えるかでほとんどが決まると思ってるので。

そこが一番難しいんですけど、1打席の中でも同じ立ち方をするというのは難しいですし、1試合の中でももちろん難しいので、それを長いシーズン継続するのが難しいです。

ーー感覚の数字について、数値化できていればいいのかと思いますがいかがですか?

スタンスの広さだったりとか、どのくらいオープンで構えているとかそういうのはもちろんデータでは出るんですけど、毎回毎回同じ体の張り具合とか、同じ筋肉のテンションではないので。

必ずしも数字上同じように構えているのがいいということではないので、その時の状態によって少し微調整した方が、より中間的な位置で立てたりする時ももちろんある。

数字に見えるものだけに頼ってやっていくと、どんどん少しずつずれていくものではあるので、そこが難しいのかなと思います。

ーー投球では、前回と比べると球速を落としたストレートがあったと思うんですけど、その意図は?

全力で投げるところと、そうじゃないというか単純にストレートのバリエーションを落とした方が良いような時もありますし、その結果長いイニングを投げる。

できれば7イニング行きたかったんですけど、良い点の取り方をしていたので今日は6回で良かったかなと思います。

ーー昨日は長島茂雄さんの1周忌でしたが特別な思いはありましたか?

どちらかというとピッチングに対する1週間の中でのリズムが中心になってくるので、バッターで出ている時にどうのこうのではないですけど。

長島茂雄さんの命日はもちろん大事なことではありますけど、スケジュールの中で管理すべきところは、しっかりとピッチングの日というのが一番メインだと思います。

ーー今日打たれた2本のヒットは直球でしたが、狙い通りのところに投げたのにずれがあったかどうかなど教えてください。

良かったとは思っています。打たれましたけど、1本長打にはなりましたけど打球が上がってはいないので、リスクを考えながら、ホームランだけは避けながら投げるべきところには投げていたのかなと。

打たれるときもありますし、それはそれでしょうがないということかなと思います。

ーー打撃の状態についてはいかがですか?

打っている球は決して甘いところではないので、結果なかなかホームランにはなっていないですけど、でもいい振り方はしているので、必然的に間に抜けるような打球というのが多いのかなと思います。

テレ東リアライブ編集部