「もう泣いたので...」ラウタロ・マルティネス 決勝進出に涙「信じられないことを成し遂げた」【サッカーW杯】

アルゼンチン代表 ラウタロ・マルティネス PHOTO:Getty Images
サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会準決勝が15日(日本時間16日)に行われ、FIFAランキング1位のアルゼンチンは同4位のイングランドに2-1で逆転勝ちし、2大会連続の決勝進出を決めた。
【試合詳細】準決勝 イングランド vs アルゼンチン|FIFAワールドカップ(サッカーW杯)2026 北中米大会
55分に先制を許したものの、85分にMFエンソ・フェルナンデスのミドルシュートで追いつくと、後半アディショナルタイム2分にはFWラウタロ・マルティネス(インテル・ミラノ)が、FWリオネル・メッシのクロスを頭で合わせて決勝ゴール。
劇的な逆転勝利を収めた。試合後、ラウタロはインタビューの冒頭で「もう中でたくさん泣いたので、これ以上泣かないように話したい」と、喜びをかみしめながら語った。
ヒーローとなったストライカーは、「信じられないことを成し遂げた。難しい試合だったが、このチームは前へ進み続けた。それが私たちにとって何よりの誇りだ」と歓喜。
「前半は本当に苦しかった。イングランドのプレッシャーは非常に良く、難しい展開だった」と振り返った。
後半に先制点を奪われた後も、「相手はリードして守備を固めたが、私たちは落ち着いてボールを動かし続けた。そしてサポーターの後押しもあって流れを引き寄せることができた」と逆転劇を回想。
土壇場で生まれた自身の決勝ゴールについては、「あとはすべてが幸せだった」と笑顔を見せた。
得点後、最初に思い浮かんだ存在について問われると、「母だ。さっき電話したけれど、仕事中だった」と笑いを誘いながら、「ピッチに立つ時は、子どもたちや妻、家族のことを思っている。
そして父は、今も自分が戦い続けられている一番の理由だ」と家族への感謝を口にした。
一方で、自身は途中出場や控えに回る試合も経験してきた。それでも「誰だって試合に出たい。でも顔を上げて努力を続け、謙虚さを忘れず、自分にできることをやり続けるしかない。その積み重ねが今日のようなご褒美につながる」と語り、「このチームは逆境に直面しても決して止まらない。そして私たちには世界最高の選手(メッシ)がいる」と力強く話した。
決勝では、37試合無敗を続けるスペインと対戦する。
「偉大な選手がそろう素晴らしい相手だ。まずはしっかり休んで回復し、最高の準備をして決勝に臨みたい」と気を引き締めたラウタロ。劇的な一撃で導いた世界王者は、連覇まであと1勝に迫った。