PS初弾の村上宗隆「これが全てですね」ホワイトソックス入団時に描いた目標を実現

野球

2026.10.5

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村上宗隆(c)SANKEI

<2026年10月3日(日本時間4日)ア・リーグ地区シリーズ第1戦 ガーディアンズ 0-3 ホワイトソックス@プログレッシブ・フィールド>

シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が3日(日本時間4日)、敵地で行われたクリーブランド・ガーディアンズとのア・リーグ地区シリーズ(ALDS)第1戦に「4番・一塁」で先発出場。

ポストシーズン初本塁打となる先制2ランを含む4打数2安打2打点の活躍で、3-0の勝利に大きく貢献した。

試合後の会見では、村上がホワイトソックスへの入団を決めた理由について語る場面があった。

「ホワイトソックスは苦しい成績が続いていた。入団を決めた理由は何だったのか」と問われると、村上は迷うことなく答えた。「これが全てですね」

村上が続けた言葉には、自身が新天地で目指してきたものが表れていた。

「こうやってポストシーズンに出て、チーム一丸となって勝つというのが僕の目標でしたし、この今の現実が全てかなと思いますけど」

その言葉通り、この日は自らのバットでチームに勝利を引き寄せた。

両チーム無得点で迎えた4回。先頭のミゲル・バルガスが左前打で出塁すると、無死一塁で村上が第2打席へ。

ガーディアンズ先発パーカー・メシックが投じた初球のシンカーを振り抜き、右翼スタンドへ先制2ラン。

打球速度112.2マイル(約180.6キロ)、飛距離440フィート(約134.1メートル)を記録した豪快な一発は、村上にとってポストシーズン初本塁打となった。

ホワイトソックスは村上の2ランで先手を取ると、7回にも1点を追加。投手陣がガーディアンズ打線を3安打に封じ、3-0で完封勝利。5戦3勝制の地区シリーズで初戦を制した。

村上はチームについても「本当、チームメートのおかげです」と感謝を口にした。

スプリングトレーニングからチームメートに受け入れてもらったといい、「すごくありがたいなと思いながらプレーしているので、ほんとにチームに感謝したいと思います」と語った。

その存在は、指揮官からも高く評価されている。

ベナブル監督は試合後、村上について、加入当初からチームメートと積極的に関わり、グループの一員になっていったと説明。さらに、「彼は我々のクラブのアイデンティティーを形作る助けとなった」とし、打線だけでなくクラブハウスでも大きな存在感を示していると語った。

そして村上が語った「チーム一丸となって勝つ」という目標。

その舞台で迎えた地区シリーズ初戦で、ポストシーズン初本塁打が決勝打となった。

「この今の現実が全て」村上がホワイトソックスで思い描いていた景色が、ポストシーズンの大舞台で現実のものとなっている。