山本由伸のまさかの3回途中降板にベッツが擁護「彼も人間ですから。ロボットのように完璧であることに慣れすぎている」

ムーキー・ベッツ PHOTO:Getty Images
<2026年10月12日(日本時間13日)ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ドジャース 4-7 ブルワーズ@アメリカンファミリー・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ選手が、ミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦終了後の取材に応じ、3回途中3失点で降板した山本由伸投手を擁護した。
ドジャースはブルワーズに4-7で敗れ、シリーズ2連敗。先発を任された山本は初回に1点を失うと、3回には相手打線の粘りに苦しめられた。
2死からジェイク・バウアーズに12球粘られて四球を与えると、続くクリスチャン・イェリッチに逆転の2点適時打を浴びて降板。2回2/3を投げて75球、4安打3失点、1奪三振と、本来の力を発揮できなかった。
試合後、ベッツはポストシーズンで安定した投球を続けてきた山本が苦しむ姿を見て、どのように感じたかと問われた。
「辛かったです。辛かったですが、彼も人間ですからね」
ベッツは山本への期待の高さに触れ、周囲が完璧な投球を当然のように求めてしまっているのではないかと指摘した。
「みんな、彼がロボットのように完璧であることに慣れすぎていて、8回無安打とか、そういう投球をしないと『ヤマモトらしくない』と思ってしまうんでしょう」
山本の圧倒的な投球が、それほどまでに周囲の期待を高めているという。
さらにベッツは、今回の苦投についても冷静に受け止めた。
「だから、彼も人間だということを示しているだけですし、これもプレーオフの野球です。野球の一部ですよ」
山本を責めることなく、どれほど優れた投手でも思うようにいかない試合があることを強調した。
一方、ドジャース打線もこの日はわずか3安打。山本を援護しきれず、敵地で2連敗を喫した。
ベッツはチームの現状について「1試合ずつ、1球ずつ集中すること」と語り、目の前の試合に集中する姿勢を示している。
シリーズ成績0勝2敗と厳しい状況に立たされたドジャース。ベッツが語った言葉には、これまでチームを支えてきた山本への信頼と、苦しい時こそ仲間を支えようとする思いがにじんだ。