ロッタンと2度も闘い、サムエーを破ったイギリスの貴公子がMMAに転向か!?

元ONEムエタイフライ級世界王者 ジョナサン・ハガティー
「待ってろ、MMA(総合格闘技)。俺もそっちに行くぜ」
先日、SNSにそんな投稿をしたONEアスリートがいる。元ONEムエタイフライ級世界王者のジョナサン・ハガティー(イギリス)だ。その投稿ではテイクダウンからパウンド(寝技におけるパンチ攻撃)、そして三角締めを極めている動画がアップされていた。
実はハガティーの父親はMMAファイターとして活躍していたキャリアがある。
息子のハガティーにも幼い頃から様々な格闘技にトライさせたが、「ムエタイが最適」と判断したため立ち技に専念させたという。所属するチーム・アンダーグラウンドは父親がハガティーのために立ち上げたジムだ。
その見立てに狂いはなく、ハガティーは幼少期から現地で様々なタイトルを獲得。ONE進出後はサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)を破る殊勲の星を上げ、ONEムエタイ世界王者となった。
ヨーロッパの中でもイギリスはフランスと並びムエタイが盛んで、過去にも多くのムエタイ戦士を輩出している。
まだ23歳と若いハガティーは英国ムエタイ界を背負って立つ存在と期待されていたが、今後本格的にMMAに転向するのか。それともムエタイとMMAの二刀流で行くのか。
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「キックボクサーやムエタイ選手のMMA転向には時間がかかる。立ち技の打撃はできても、グラップリングや寝技の習得には何年もかかる」という声もあるが、仮にハガティーが幼少期からMMAの手ほどきを受けていたのであれば、ベース作りの時間は大幅に短縮されるだろう。
奇しくもハガティーを2度も撃破した現ONEムエタイフライ級世界王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)もMMAに色気を見せている。
ロッタンとハガティーの3度目の対戦がムエタイではなく、MMAルールだったらいったいどうなるのだろうか。妄想を膨らませるのも、格闘技の楽しみ方のひとつである。
(スポーツライター 布施鋼治)