大谷翔平 25、6号の今季初マルチホームランもチームは泥沼6連敗 投手復帰に関して「焦って後退より少しずつ前進」
大谷翔平 PHOTO:Getty Images
<2026年8月5日(日本時間6日) シカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャース@リグレー・フィールド>
ドジャースの大谷翔平投手(32)が、敵地で行われたカブス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で5試合ぶりとなる25号先頭打者弾、8回に26号2ランを放ち、今季初の1試合2本塁打をマークした。
5打数3安打3打点、2本塁打、2得点で9試合連続安打を継続する大活躍も、チームは今季ワーストの6連敗を喫した。
今季11本目、通算35本目の先頭打者弾は、今永からだ。過去の対戦成績は、12打数3安打、打率.250、本塁打0。4月26日以来今季2度目の対戦で、前回は四球、右安打、右二塁打だった。
初球は顔付近への内角高めボール球。のけ反って避けた大谷は今永を睨みつけると、苦笑いを浮かべる。2人だけの”あいさつ”を済ませた後、カウントは3-2まで進み7球目は91.7マイル(約147.6キロ)の速球だった。
大谷はこの真ん中高めの甘い球を振り抜き、弾丸ライナーで右翼スタンドに突き刺した。今永からの初アーチは、角度20度、打球速度は110.2マイル(約177.4キロ)を計測した。
その後、ド軍の先発ラウアーがピート・クローアームストロング(24=PCA)に先頭打者弾を返されるなど序盤に失点を重ね、迎えた8回に再び見せ場がやってくる。マンシーの3ランで3点差に迫り、なおも2死一塁で4番手右腕ゼファジャンとの対戦。
外角低めのスイーパーを逆方向へ打ち返すと、打球はフェンスを際どく越えていった。今季初の1試合2本塁打となる26号2ラン。PCAも同じく25、26号を放ち、MVPを争う2人が競演したことでリグレー・フィールドは歓声の渦に包まれた。
しかし反撃も一歩及ばず、ドジャースは6-7で敗れ今季ワーストの6連敗。レッドソックス、カブスと2カード連続のスイープとなった。
それでも大谷は「あっさり終わるよりは、次のシリーズ(ダイヤモンドバックス3連戦)があって、明日も休みがあるのでそこは大きな違いかな、と思います」と終盤の粘りを前向きに捉えた。
打撃の状態については「良くはなっているかなと思っています。どっちも弾道が低めでここ(の球場)以外だったら入るか分からない打球だったので、完全なホームランではなかったですけど、それでもいいコースに対して、しっかり反応できていると思っています」とある程度の手ごたえを感じている様子だった。
一方、今回の遠征でキャッチボールを再開するとされていたが、大谷がフィールドに出ることはなかった。「(左ひざは)ちょっとずつ良くはなってはいるので、プライオ(プライオボール=けが防止などを目的にした重いボール)から始める。
そして外に出てロングトス(遠投)を始めて、ブルペンに入れるっていうのがどのくらいの期間でこなせるか分からないですけど、焦って後退するよりは、しっかり少しでも前進し続けた方がいいのかなと思います」と大谷。
焦らずにシーズン終盤での投手復帰を目指す腹づもりだ。
PCAとのMVP争いにも注目が集まるが「あんまり今の段階で気にしてもしょうがないことではあるので」という大谷に対し、ロバーツ監督は「(PCAの活躍が)思っていた以上にレースを接戦にしている。
ショーヘイがMVPを意識してる?そう思う。それは自然なことだし、いいことだ。彼がMVPを取るなら、チームの勝利にもつながる。チームを勝たせること、MVPを取るチャンスの両方が、彼のモチベーションになっている」と大谷の胸の内を代弁した。
テレ東リアライブ編集部