パラ競泳 100m平泳ぎ 山口尚秀 有言実行の金メダル 自身の世界記録を更新

山口尚秀 Photo by Buda Mendes/Getty Images
現場記者が見た テレ東的パラ競泳ハイライト
8月25日(水)〜9月3日(金) @東京アクアティクスセンター
山口尚秀(20)。世界一のスイマーは東京パラリンピックの舞台で、小学生の時に見たあの景色を思い出していた。
8月29日。男子100m平泳ぎS14(知覚障がいのクラス)で世界記録1分4秒00を持つ山口が登場。パラリンピック本番のイメージをしっかり持って練習に取り組んできた。
予選がスタート、山口は2組目。1組目のレースでは海外選手がパラリンピックレコード(1分6秒65)を1秒以上更新する。
しかし2組目、山口はスタートからトップを守り抜き、更新されたばかりのそのパラリンピックレコードをすぐさま更新した(1分4秒45)。世界記録まであと0.45秒という好タイムで。
予選後インタビュー「決勝では金メダルを獲得して1分4秒(世界記録)を切りたいなと思ってます」
その言葉は実現する。
およそ8時間後、決勝のレースに登場。予選と同様、他の選手を寄せ付けない泳ぎを見せた。

山口尚秀 Photo by Alex Davidson/Getty Images for International Paralympic Committee
結果は金メダル、そしてタイムは1分3秒77。自らの世界記録を更新するという最高の結果となった。
決勝レース後のインタビューでこんなことを聞いてみた。
ーーこれから登る表彰台、どんな景色が待っていると思いますか?
「10年前、私が小学生の時に東京スカイツリーに行きました。そこの展望台はとても綺麗だったのですがこのアクアティクスセンターでの表彰台も(そのような)景色が見れるんじゃないかなと思います」
634m。
同じ東京で、20歳の山口はそれよりもはるかに高い頂へ上り詰めた。
東京パラリンピック ハイライト 競泳
テレビ東京 9月4日(土) 11時00分~12時00分
メダルラッシュの日本競泳陣のレースをハイライトで放送!最年少14歳山田美幸の銀メダルを皮切りに金メダルの鈴木孝幸などパラリンピック競泳全日程の熱戦と魅力を伝える