パラ競泳 100m背泳ぎ 山田美幸 史上最年少メダリスト誕生の裏側

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2021.9.3


山田美幸 Photo by Naomi Baker/Getty Image

山田美幸「(大会前、周りの人から)『頑張って』と『楽しんで』と言葉をいただきました」

競泳初日の8月25日、9時42分。100m背泳ぎS2(肢体不自由のクラス)予選14歳の山田美幸が日本パラ競泳界の先陣を切った。

スタートから先頭に立つとそのまま独走。組1位、全体でも3位と上位で決勝進出を果たす。日本選手団最年少ながら、懸命なキックで頼もしい泳ぎを見せた。

予選レース後インタビュー

――予選は楽しめましたか? 
「はい 楽しめました。決勝でも気持ちよく泳いで 今よりも良いタイムで泳ぎたいと思います」

初のパラリンピック、初の決勝。ここでも山田はトップ争いを演じた。

前半、隣のレーンのピン シゥ・イプ(シンガポール)との激しい競り合いに。しかし彼女はこの種目の世界記録保持者で、徐々に山田との差を開いていく。それでも3位以下に10秒以上の差をつけた山田は2位に。

銀メダルを獲得しパラリンピックで日本史上最年少メダリストが誕生した。



山田美幸 Photo by Koki Nagahama/Getty Images


決勝レース後インタビュー

「初めてパラリンピックに出たということもあり言葉で表せない感覚と言いますか、とても嬉しいしか言えないです」

山田が日本史上最年少メダリストであることを伝えると、「あの~実を言うと史上最年少のメダリストということを知らなくて、今聞いてとてもびっくりしています」

成し遂げた偉業の大きさを知り、14歳のヒロインは笑顔で表彰式へと向かっていった。