村瀬心椛 最年少で銅メダル「学校に行って友達にメダルをかけてあげたい」【五輪スノーボードビッグエア】

その他

2022.2.16

    村瀬メダル.jpg

    北京五輪 第12日の15日にスノーボード 女子ビッグエアで銅メダルを獲得し、冬季五輪で日本女子最年少メダリストとなった村瀬心椛(ここも/17)が、16日に記者会見を行った。

    ■メダル獲得記者会見

    最初はあまり実感がなくて夢のようだったんですが、一夜明けて皆様からたくさんのメッセージを頂いてそれで実感しました。メダルも首から下げているんですが重たくて、メダルを獲れて良かったなとすごく思いました。

    ーどれくらいの反響があったのか

    家族や学校の友達からたくさんのメッセージを頂いて、「怪我もしたけど諦めずに今まで頑張ってきて良かったね」など結構な数ですごい反響があったんだなと思いました。

    ー他の国選手と抱き合ったり横乗り競技について感じていることは

    横乗り競技は選手同士で讃え合うところが昔からあって、誰が何位であってもここに来られたことがすごいことだと讃え合う姿が自分の中でも心に残っています。

    アンナ・ガッサー選手(オーストリア)が1位を取った時も、一番最初に駆け寄っておめでとうという気持ちを心の底から伝えたかったので、そういう讃え合うところは横乗り競技の良いところだと思います。

    ーアンナ・ガッサー選手(金メダル獲得で2連覇達成)は憧れの存在だったか

    小さい頃から憧れの存在で、日本にも富山KINGSという施設に練習しに来ていた時に見て海外の選手のレベルは本当に高いんだなと知りました。

    今回憧れの選手と一緒に表彰台に乗ることができて夢のようでした。

    ーオリンピックの舞台に立った感想は

    決まった時は3本目が3位ということに私は気付いていなくて、コースから出ようとした時に「心椛3位だよ!」と教えてもらって気付きました。

    小さい頃からの夢がオリンピックに出ることで、出るからには絶対にメダルを獲得したいという気持ちがあったので夢を叶えられたことがすごく嬉しいです。

    滑っている時は着地した時も「最高だな!」と思って、スノーボードをしてきて本当に良かったなと思いました。

    Photo by Elsa_Getty Images.jpg
    村瀬心椛 Photo by Elsa/Getty Images

    ー高校の先輩である堀島行真選手(モーグル銅メダル)に続いてのメダル獲得について

    岐阜第一高校の大先輩として、北京オリンピックで一番最初にメダルを獲得する姿をテレビで見ていて素晴らしいなと思っていました。

    本当にかっこいい大先輩で、岐阜の皆さんも嬉しいと思いますし、自分も岐阜出身なのでここでメダルが獲れなかったら恥ずかしいというか、行真君と一緒にメダルを獲りたいと思っていました。

    スロープスタイル(6日決勝/10位)がちょっとだめで「ヤバいかも」と思ってしまったんですが、周りの方や家族と電話をして気持ちを切り替えて、「絶対にビッグエアではメダルを獲って笑顔で帰る」と意識しながら挑んでのこのメダルだったので、本当に良かったなと思いました。

    ークラスメイトや友人へメッセージを

    高校に入ってからたくさん応援してくれていたので感謝しかないし、このメダルも日本に帰って学校に行ったら持って行ってみんなにかけてあげたいと思います。

    ー次の夢は

    自分は銅メダルじゃ終われないと思っているので一番のテッペンを目指して金メダルを獲って、次のオリンピックは一人ではなく妹と一緒に出場したいなと思っています。

    ースノーボード界がどうなっていってほしいか

    今スノーボードが盛り上がってきていて、ビッグエアでも初めてメダルが獲得できて日本の皆さんにも自分の種目を広められたと思うので、スキー場にも小さめで誰でも怪我せずに跳べるようなジャンプ台をちょんと置いてもらって楽しんでもらえれば良いなと思いました。

    ー他の国際大会とオリンピックの違いは

    オリンピックとW杯を違うと考えてしまうといつも通りの自分の滑りを発揮できないと思ったので、いつも通りのかっこいい滑りをする為に気持ちはW杯と思ってオリンピックに挑みました。気持ちの面ではあまり変わりませんでした。

    ー地元に帰ってどんなことがしたいか

    岐阜の空気を吸いたいですし、家族と一緒に自分の好きなたこ焼きパーティーとか、家族とできていないことをしたいです。話したりご飯を食べたり普通のことをして楽しく過ごせたら良いなと思っています。

    ーこの北京五輪で競技以外で思い出に残ることは

    他国の選手とピンの交換をして交流できたことや、(選手村の)日本棟で他の選手とすれ違う時に「お疲れ様です」と声をかけて嬉しくなりました。

    羽生結弦選手を日本棟で夜ご飯に行く時に見かけて、「わ!ヤバい本物だ!」と思いました。ヤバかったです。

    ー村瀬選手が思うかっこいいライダーとは

    誰が見ても印象に残るような自分だけが体で表現できるスタイルを(持つことを)目標にしています。

    選手だと私は碧莉ちゃん(西村碧莉選手)や堀米雄斗選手、空良君(白井空良選手)とかスケートボードの選手達を見て服装や見た目を気にしていて、日本中の人にかっこいい滑りを届けたいと思ってやっていました。

    ー妹の村瀬由徠選手とどんなやりとりをしたか

    ここに来る前にもたくさん電話をしていたんですが、妹の頑張っている姿を一番近くで見ていたのは私だと思うので、一緒にオリンピックに出たいねというやりとりをしました。「由徠なら行けるよ!一緒に行こうね」と話しました。

    ー自分へのご褒美は

    アイスや梅干し、イカの天ぷらなど自分の好きな物を食べたいです。あとはさっきも言ったたこ焼きなどを家族みんなで一緒に食べられたら良いなと思っています。