日本代表 次のステージを目指してベトナム戦で新たなテストへ【サッカー W杯最終予選】

2022 FIFA W杯 アジア最終予選 前日練習 写真:JFA/アフロ
サッカーの日本代表は3月29日(火)、ワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選最終戦でベトナム代表戦とホームの埼玉スタジアムで対戦する。
すでに7大会連続7度目の出場を決め、勝てばB組1位での予選突破となるが、約8カ月後に迫る本大会へ向けて、森保一監督はこの試合で新たな選手の組合わせなどを試し、次のステージへの一歩を歩み出す意向を示している。
「オーストラリア戦からメンバーを入れ替えて戦いたい」
ベトナムとのアジア予選最終戦を翌日に控えて、日本代表の森保一監督は公式会見でそう宣言した。しかも「大幅に替えて、違うオプションを見せたい」と意気込んでいる。
日本は24日にシドニーで行われたオーストラリア戦で2-0と勝利。試合終盤に交代出場した三苫薫選手(サンジロワーズ)が2ゴールを叩き出し、最終予選1試合を残して予選突破を決めた。
その試合にも出場し、日本の6連勝にも貢献することになったのが、予選第4戦となる昨年10月オーストラリア戦から採用している4-3-3のフォーメーションとMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、MF守田英正(サンタクララ)、MF遠藤航(シュツットガルト)の中盤の3人だ。
そして、躍動感を増したMF伊東純也選手(ヘンク)と、オーストラリア戦でクロスバーを2度叩くなど惜しいシュートを連発したMF南野拓実選手(リバプール)がそれぞれ右と左のウィングを務め、1トップはオーストラリア戦では怪我で不参加のFW大迫勇也選手(神戸)に変わって、過去の対戦でも得点を決めるなどオーストラリアと相性の良いFW浅野拓磨選手(ボーフム)が入った。
最終ラインは、DF吉田麻也選手(サンプドリア)がDF板倉滉選手(シャルケ)と中央を締め、サイドバックには右にDF山根視来選手(川崎)、左にDF長友佑都選手(F東京)が入り、GK権田修一選手(清水)がゴールを守った。
遠藤選手と板倉選手がコンディション調整でチームに戻ったこともあるが、オーストラリアから帰国後の27日の練習では、新たなメンバーの組合わせでゲーム形式を実施。
前節の先発から8人が入れ替わり、柴崎選手を中盤の底に、インサイドハーフと呼ばれる攻撃的中盤にMF原口元気選手(ウニオン・ベルリン)とMF旗手怜央選手(セルティック)、トップにFW上田綺世選手(鹿島)、左右のウィングに三笘選手とMF久保建英選手(マジョルカ)を置くなど、これまでにない顔合わせを試した。
森保監督は「練習通りになるか分からない」と前置きしながら、「これまで総合力を示しながら出場権をつかんできた。ベトナム戦もチームとしての力を示せるように戦いたい。選手が違えば違うオプションで戦える」と言及。
新たな組合わせや戦い方を試す意向を示した。
取材・文:木ノ原句望