【ソフトボール】”打撃の神様”山田恵里が今季限りでの現役引退を発表 北京・東京五輪で金メダル
2022.9.26
21年間の現役生活にピリオドを打つ山田外野手 Photo:ItaruChiba
ソフトボール元日本代表で北京・東京五輪で金メダルを獲得した山田恵里外野手(デンソー・38)が今季限りでの現役引退を発表した。
神奈川・厚木商業でインターハイを連覇した後、日立に入団。20歳で04年アテネ五輪に初出場し銅メダルを獲得し08年北京大会では日本初の金メダルに輝いた。
五輪種目からの除外を経て、13年ぶりに種目復帰した東京五輪では主将としてチームをけん引し再び世界の頂点に立った。
今季は23試合に出場し16安打5本塁打、打率は3割3分3厘。リーグ最年長ながら存在感を見せている。
20年間日の丸を背負い、日本ソフトボール界を引っ張ってきた天才バッターがユニフォームを脱ぐ。
共に代表を支えてきた上野由岐子と Photo:ItaruChiba
悔いなくやりきった現役生活
「私、山田恵里は、2022年シーズンをもちまして現役を引退する事を決断しました。
ソフトボール界に選手として貢献出来るまでやると決めて今シーズンに入り、練習や試合を重ねていく中で、
これ以上突き抜けた結果を出す事は難しいのではないかと思うようになった事、そして全く悔いがなくやり切ったのでこの決断に至りました。
実業団に入り21年間沢山の貴重な経験をさせていただき、沢山の方々と出会う事ができ、山田恵里という人間を創っていただき心より感謝申し上げます。
東京五輪ではサヨナラヒットを放つ 写真:AP/アフロ
ソフトボールに貢献していきたい
一人だったら押しつぶされていた、チームメイト、サポートしてくださる方々、応援してくださる皆様に助けられた、まさにチームスポーツ、ソフトボールの醍醐味を今さら現役の終盤になって実感し、感謝の想いが溢れました...。
全く悔いが無く、むしろこんな素敵な競技人生を送らせて頂いた私は幸せ者です。
その恩返しとなるかどうか分かりませんが、今後は私が学んで来た事、経験させて頂いた事を講演活動、メディア活動などを通してお伝えしたり、指導者としての勉強をして、ソフトボールに貢献して行く事ができたらと思っています。
東京五輪で13年ぶりの金メダル Photo:ItaruChiba
最後まで仲間とともに勝ちに行きたい
またいつの日か、私が愛するソフトボールが五輪種目に復活できる事に貢献できる事があるのであれば、国内外問わず活動をしていきたい、そのための勉強や努力は惜しまないつもりです。
などなど、今までを振り返ったり、今後の事を語りだすとここでは語り切れないのですが、また改めて記者会見をさせて頂く際にお話ができればと思います。
ひとまず今言える事としては、残り数試合の今シーズン、チームの優勝のために、観て頂く皆様の心を動かす事ができるように、
ソフトボールの素晴らしさを表現して、楽しく完全燃焼していきたいと思います!
そう、私はかつて一人で押しつぶされそうになっていましたが、仲間とともに勝ちに行きます!
残りのシーズンも応援して下さる方々の心を動かせるように全力で戦います。引き続き応援よろしくお願いいたします。」
山田恵里