メッシがW杯通算試合出場「25」。元ドイツ代表マテウスの持つ歴代最多記録に並ぶ

サッカー

2022.12.15


Photo by Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images

 12月13日にドーハの北のルサイル・スタジアムで行われた準決勝で、アルゼンチン代表が前回大会準優勝のクロアチア代表に3-0と勝利。

 MFリオネル・メッシ(PSG)とアルゼンチン代表が圧巻のパフォーマンスで、ワールドカップ(W杯)カタール大会で36年ぶりの優勝へあと一歩と迫った。

 2大会ぶり6度目の決勝となる18日の大一番で、前回覇者のフランスか今大会大躍進のモロッコと対戦する。

 アルゼンチン代表のリオネル・スカロニ監督は勝利に目を赤くして、「とても感動している。選手は開始1分から素晴らしいプレーをした。相手の中盤3枚は厄介だったが、我々は自分たちのスタイルで戦おうと考えて、やるべきことをやった」と満足気に振り返った。

 試合終了直後、メッシはピッチ上で満面の笑みでチームメイトとハグを繰り返し、ゴール裏に陣取ったサポーターの勝利を祝う大合唱に合わせて飛び跳ねて、勝利の余韻を楽しんでいた。

 この日の試合出場でメッシのW杯通算試合出場は25となり、元ドイツ代表のローター・マテウス氏の持つ歴代最多記録に並んだ。

 得点でも先制点となったPKが今大会5ゴール目となり、フランス代表FWキリアン・エムバペ(PSG)と得点ランクトップに並び、アルゼンチン代表としてW杯通算得点記録は11に更新。ガブリエル・バティストゥータ氏が持っていた歴代代表記録を1ゴール上回った。

 アルゼンチンのW杯制覇は、ディエゴ・マラドーナ氏の強烈なインパクトとともに優勝を遂げた1986大会まで遡る。

 同氏のW杯通算出場(21試合)と得点(8ゴール)を今大会中に塗り替えたメッシは、決勝トーナメントで勝ち進む中で、「神の子」と呼ばれた故マラドーナ氏に見守られている気がするとも話していた。

決勝の相手は前回大会王者で連覇を狙うフランスか、快進撃を続けてきたモロッコか。14日(日本時間15日)に判明する。

アルゼンチン代表のスカロニ監督は言う。

「W杯の決勝進出は、エキサイティングで歴史的な瞬間だ。だが、まだ1試合残っている。この試合は終わった。次の試合に備えたい。」


取材・文:木ノ原句望