福永祐一 国内ラスト騎乗「最高のジョッキー人生でした。未練は一つもない」

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2023.2.20


福永祐一 JRA最終騎乗後インタビュー 写真:スポニチ/アフロ

今月限りで引退し、来月に調教師に転身する福永祐一騎手(46 栗東:フリー)が19日、東京競馬場第12Rで国内最後の騎乗を終えた。

最終レース終了後にインタビューが行われ、インタビュー前には武豊騎手(53)、柴田善臣騎手(56)のレジェンドジョッキー2人から花束を贈呈された。


福永祐一騎手 国内最終騎乗後 インタビュー

ーー国内最終騎乗を終えて、今どんな気持ちか?

最終レースで1番人気に支持していただいたんですけれども、そこでいい結果を残すことができなかった。大変申し訳ない気持ちでいます。


ーー今日は独特の雰囲気だったが、福永騎手自身は特別な意識はあったか

1レースから多くのお客さんに来ていただいて、たくさんのお客さんの前で(国内最終騎乗を)終えることができて、本当に幸せな気持ちになりました。


ーー武豊騎手、柴田善臣騎手 から花束の贈呈がありましたが、どんな言葉をかけられました?

「順番が違うだろ」と言われましたけど(笑)。

自分も結構いいおじさんなんですが、僕よりもおじさんの二人に花束をもらったというのが複雑な気持ちではありましたけど、まだまだお二方お若いですし、バリバリ騎乗されています。

善臣さんとはサウジアラビアで同じレースで最終騎乗できるということで、先にこういった形になってしまって複雑な気持ちです。

お二人に(調教師として)騎乗依頼できるように馬を作りたいなと思いました。


ーー東京競馬場での思い出は?

たくさんの経験を、とりわけダービーでさせていただけましたし、悔しい気持ちも、嬉しい気持ちも、感動も、ダービーの舞台が自分に大きな経験を与えてくれた。本当にありがとうございました。

お客さんがいない時もありましたし、無観客のダービーもありましたが、それでも、、、(ダービーは)最高でした。

(涙を浮かべる)最高のジョッキー人生でした。


ーー最後にファンの皆様にメッセージをお願いします

最終レース終了後もたくさんの方に残っていただきありがとうございます。日本での騎乗は今日が最後となりました。来週はサウジアラビアで2レース騎乗する予定です。

今日もたくさんの騎乗依頼をいただき、最後の最後まで変わらぬ騎乗依頼をいただけていること、また、変わらぬ声援をいただけていることを幸せに思っています。

今日の日を迎えて、どのような気持ちでいるのか、自分自身でも興味深く思い、心の中から湧き上がってくる気持ちをみていました。

先ほどのレースもそうですが、後悔は尽きませんでしたが、未練は一つもありませんでした。

満足する結果は、どこまでいっても残すことはできないと思いますが、自分が未練なく騎手という職業を終えられることに、非常にやりきったのかなと、騎手という職業を味わい尽くせたのかなと感じています。

父が騎手ということもあり、この世界に足を踏み入れましたが、北橋先生をはじめとする多くの方々にここまで育てていただきました。

そして、自分には過ぎた勝ち数を挙げることができました。何より27年間、一度もこの騎手という仕事を嫌だと感じることなくここまで続けられたのは、日本の競馬を支えてくださっているたくさんのファンの方々のおかげだと心から思います。

日本の競馬をいつも盛り上げていただいて、本当にありがとうございます。

自分は調教師という次のステージに進みますが、多くの方々に応援してもらえるような馬をつくっていき、後ろに並んでくれているジョッキーたちと競馬を盛り上げていきたいと思います。

今日は、本当に多くの方に残っていただきありがとうございました。