大谷翔平 今季初勝利!序盤は制球に苦しむも、調子上げ6回1失点8奪三振。堂々のピッチングを披露

大谷翔平 Photo by Ronald Martinez_Getty Images
<2023年4月5日(日本時間6日)シアトル・マリナーズ 対 ロサンジェルス・エンゼルス @Tモバイル・パーク>
前回登板の開幕戦では6回無失点10奪三振と完璧なピッチングを披露するも、勝てなかったエンゼルス・大谷翔平(28)。今季初勝利を目指して、「3番・DH兼投手」でマリナーズ戦のマウンドへ上がった。
この日の投手大谷は6回、111球を投げ、3安打、1失点という結果。4四球、2死球、1ワイルドピッチと序盤は制球に苦しんだが、尻上がりに調子を上げ、8奪三振と堂々のピッチングを披露。打席では、2打数、1安打、1打点、2四球で試合を終えた。
試合は大谷の女房役オハッピー(23)の2ランホームランなどでエンゼルスが4対3で勝利。大谷は今シーズン1勝目を挙げた。
【試合経過 詳細】
同地区マリナーズとは、大谷は過去に投手として6試合対戦しており、4勝0敗、防御率1.66と、相性の良い相手だ。
まずは1回表の打席へ。大谷はフォアボールで出塁するも、後続倒れて一塁残塁。3アウトとなると、すぐにマウンドへ向かった。
1回裏のピッチング。慎重に攻める大谷だが、先頭打者、2番打者ともにフルカウントからのフォアボールで、ノーアウト一二塁といきなりピンチを迎える。すると3番スアレス(31)に、初球のシンカーをうまく逆方向へ返されライト前タイムリーヒットに。大谷は、初回にいきなり先制点を奪われる。
すると、続く4番ラリー(26)の初球を投じる前に、ピッチクロック違反でワンボールの判定。嫌な流れになるが、ラリーを直球で見逃し三振。この日一つ目の三振を奪うと、続くヘルナンデス(30)も3球三振に切って取り、ピンチを切り抜ける。
大谷は、イニングが終わるとすかさず水原通訳を呼んで、主審とピッチクロックに関して議論。ネビン監督も加わり、イニング間の2分間を全て費やして入念に新ルールを確認した。
大谷の女房役オハッピーの2ランホームランでエンゼルスが逆転した後の2回裏。大谷は、2アウト一二塁と再びピンチを迎え、打席には昨年新人王のロドリゲス(22)。しかし、ここは大谷が内角のシンカーを打たせてファーストゴロに抑えて3アウトとする。
3回裏のピッチング。なかなか制球の定まらない大谷は、先頭のフランス(28)に初球のシンカーでデッドボール。3番スアレス、4番ラリーを外野フライと内野ゴロに抑えて2アウトとするも、続くヘルナンデスに対して再びシンカーを当ててしまい、球場内のマリナーズファンからブーイング。6番ウォン(32)も歩かせて、二死満塁と三度目のピンチの場面。それでも7番ポロック(35)を外角低めのスイーパーで内野ゴロに打ち取り、ここも無失点で終える。
4回裏は3人でイニングを終了すると、5回裏はマリナーズの中軸をわずか11球で3者凡退とし、大谷の調子が上がっていく。
打者大谷、6回表の第3打席はマリナーズ2番手ブラッシュ(24)との対戦。今度は打者としてのクロック違反で1ストライクをもらった大谷。史上初の投打でのピッチクロック違反も記録する。そこからこの日2個目のフォアボールで出塁するも、後続倒れて大谷は二塁残塁。エンゼルスはなかなか追加点が奪えない。
この時点で球数93球だったが、エンジンのかかった投手大谷は6回裏のマウンドへ。5番ヘルナンデスをスイーパー、6番ウォンをカーブ、7番ポロックにはスイーパー。圧巻の3者連続空振り三振に切って取り、ガッツポーズを見せる大谷。6イニングを投げ切って、先発の役割をしっかり果たした。
7回表の大谷の第4打席、対するはマリナーズ4番手のムニョス(24)。カウント1−2と追い込まれてからの4球目、外角低めのスライダーに体勢を崩しながらも上手く合わせた大谷。逆方向へ転がった打球は、三塁手の脇を抜けてレフト前タイムリーヒットとなる。2試合ぶりのヒットと打点で、チームに追加点をもたらした大谷。4−1と点差を広げて、勝ち投手の権利を持ったまま、7回からマウンドを救援陣に託す。
その後、エンゼルス救援陣がマリナーズ打線に攻め込まれるが、なんとか1点差で逃げ切って4対3で勝利。大谷に今シーズン1つ目の勝ちが付いた。