武豊「この馬でダービーに行きたい」女傑ファインモーション ~函館競馬場と武豊と名馬たち~

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2023.7.10

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    ファインモーション 写真:山根英一/アフロ

    JRA最古の競馬場で生まれた名馬との縁

    6月25日にテレビ東京で放送された「武豊-THE ORIGIN-~始まりの地・函館~」

    この番組では競馬界のレジェンドとして知られる武豊のルーツがあるという北海道・函館を武豊自身がゆかりの地を巡り、自身の原点を紹介。

    そこには父・邦彦氏の生まれ育った街やこれからの競馬界を背負うであろう子供たちと触れ合う様子が放送され、話題を呼んだ。

    武豊にとってゆかりが深い函館の街にある函館競馬場は、現存するJRAの競馬場では最古の歴史を誇ることでも知られている。

    この地で武豊は重賞4勝を挙げるなど活躍を見せているが......今回は武豊とともに函館競馬場で活躍した名馬たちを紹介する。※馬齢は当時の表記のまま

    ■ファインモーション

    デビュー前から武豊に「この馬でダービーに行きたい」「海外でレースをさせたい」と言わしめた逸材だったが、デビュー戦を勝利した後は馬体の充実を待ち、2戦目として迎えたのは函館で開催された500万以下の条件戦。

    ここで松永幹夫とタッグを組んでレースに臨むとほとんど追われることなく、古馬を6馬身突き放すという圧勝をマーク。

    秋には武豊とともに秋華賞、エリザベス女王杯を連勝するなど文句なしの実力を満天下に示した。

    このコンビが函館に現れたのは5歳夏の函館記念。57キロの斤量を背負わされ、大外を回るロスがあるなど不利が重なったためにクラフトワークの2着と敗れたが、天才騎手とその天才が見初めた牝馬との共演は函館競馬場にやってきたファンを大いに盛り上げたのは間違いない。


    ■文/福嶌弘