佐々木朗希「今は感謝しかない。先発でも中継ぎでも自分の持てる力を出すだけ」─マイナー降格、リリーフ転向を経てたどり着いたワールドシリーズの舞台

野球

2025.10.25

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    佐々木朗希(c)SANKEI

    ワールドシリーズ開幕を目前に控えた現地10月23日(日本時間24日)、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)がトロントで記者会見に臨み、今の心境を語った。

    今季途中に怪我や不振によりマイナー降格を経験しながらも、ポストシーズンではリリーフとして復帰。チームの世界一連覇を目指し、再びマウンドに上がる準備を整えている。

    「今年この舞台に立てるとは正直想像していませんでした。怪我だけでなくパフォーマンス面でも思うようにいかなかったので、今はこの状況に感謝しています」と静かに言葉を選んだ。

    対戦相手は、オフにメジャー移籍を巡って争ったブルージェイズ。因縁の相手を前に、「すごく縁を感じますし、シリーズ初戦からしっかり戦って、このまま勝ち続けられるように頑張りたいです」と表情を引き締めた。

    今季途中、先発から中継ぎへと転向。プロ入り後初のリリーフ起用に「不安はありました。自分のパフォーマンスを出せるのか分からなかった」と率直に語った一方で、「先発投手が揃っている中で、自分にとってチャンスでもありましたし、ここでの経験は来年以降につながると思います」と前向きに話した。

    短いイニングで力を出し切る役割については「球速やパフォーマンスはあまり変わらない」と冷静に分析。

    「先発でも中継ぎでも、自分の持てる力を出すだけ」とチームへの貢献を最優先に据えた。

    リーグチャンピオンシップシリーズでは連投も経験し、「蓄積疲労は感じました。シリーズが終わってどっと疲れが来ましたけど、この1週間の休みでかなり回復しました」と笑顔を見せた。

    「中継ぎとしての最初の頃はアドレナリンがすごかったけど、今はいい意味で慣れてきた。冷静な状態で投げられています」と精神面の成長も実感している。

    フォーム修正にも取り組み、「膝や股関節の使い方を見直している。まだ改善の余地はありますし、伸びしろはある」と前を向く。

    また、捕手のウィル・スミスから「信じている」「待ってるから」と声をかけられたことを明かし、「あんなにダメな時でもそう言ってくれたのが嬉しかった。嘘でも、そういう言葉は本当に支えになる」と感謝の気持ちをにじませた。

    メジャー1年目で迎えるワールドシリーズの舞台。

    「シーズン中はなかなか貢献できなかった。運よくここにいさせてもらっているだけだと思います。ただ、こうしてプレーできることに感謝していますし、この経験を今後の自分に生かしたい」と語った佐々木。

    苦悩を重ねながらも"令和の怪物"は確実に成熟し、挑戦者としての姿勢を貫いている。世界一を懸けた大舞台で、再び彼が放つ一球に注目が集まる。

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