坂本花織「銀メダルで悔しい」涙のラスト五輪 日本女子フィギュア史上初のダブル表彰台【ミラノ・コルティナ五輪】

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2026.2.20

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    <2026年2月19日(木)ミラノ・コルティナ2026オリンピック フィギュアスケート・女子フリー @ミラノ・アイススケートアリーナ>

    ミラノ・コルティナ2026オリンピックは現地時間19日、ミラノ・アイススケートアリーナでフィギュアスケート女子フリースケーティングが行われ、「最後のオリンピック」と公言して臨んだ坂本花織(25=シスメックス)が合計224.90点で銀メダルを獲得した。

    ショートプログラム(SP)首位の17歳・中井亜美(TOKIOインカラミ)も銅メダルに入り、日本女子では五輪史上初となるダブル表彰台の快挙を達成した。

    金メダルに輝いたのは米国のアリサ・リュウ。SP3位からフリーで150.20点を叩き出し、合計226.79点で逆転優勝を果たした。高難度ジャンプを次々と成功させるノーミスの演技で、完成度の高さを見せつけた。

    SP77.23点の2位から臨んだ坂本は、フリーで147.67点をマーク。

    冒頭のダブルアクセル、トリプルフリップ、トリプルルッツ+ダブルトウループを確実に決め、持ち味のスピード感あふれる滑りで観客を魅了した。

    中盤でジャンプが単発になる場面はあったものの、大きく崩れることなくまとめ上げ、演技構成点74.84点の高評価を獲得。世界女王としての貫禄を示した。

    SP首位発進の中井は、五輪初出場ながら堂々の演技。

    フリーではトリプルアクセルを成功させるなど攻めの構成に挑み、合計219.16点で銅メダルを獲得した。細かなミスはあったが、17歳の新星が大舞台で強烈なインパクトを残した。

    千葉百音(20=TOKIOインカラミ)はSP4位からフリーに臨み、一時は暫定首位に立つ力演を披露。最終的に4位となったが、初出場とは思えない安定感と表現力で存在感を示した。

    演技後、坂本は涙を浮かべながら「力が最後まで100%出し切れなかったのが悔しい」と率直な思いを口にしつつ、「それでも銀メダルを取れたのは今までの頑張りが実ったから」と4年間の歩みを振り返った。

    北京五輪の銅(のちに繰り上がりで銀)からさらに一歩前進し、「銀で悔しいと思えるぐらい成長できた」と語った姿が印象的だった。

    坂本の2大会連続メダルと、中井の初出場銅メダル。日本女子フィギュアは歴史的なダブル表彰台を達成し、新旧エースがそろって表彰台に立つ象徴的な一日となった。


    <フィギュアスケート女子 最終結果>
    ■金メダル
    アリサ・リュウ(アメリカ)
    合計:226.79(SP:76.59/FS:150.20)

    ■銀メダル
    坂本花織(日本)
    合計:224.90(SP:77.23/FS:147.67)

    ■銅メダル
    中井亜美(日本)
    合計:219.16(SP:78.71/FS:140.45)