エジプトがPK戦までもつれる激闘を制し初のベスト16!オーストラリア敗戦でアジア勢は全滅に【サッカーW杯】

モハメド・サラー PHOTO:Getty Images
<2026年7月3日(日本時間4日) FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント1回戦 オーストラリア 1-1 エジプト>
FIFAワールドカップ2026は決勝トーナメントに突入。1回戦では、グループDを2位で突破したオーストラリアと、グループGを2位で勝ち上がったエジプトがベスト16進出を懸けて対戦した。
試合はエジプトが前半にエマム・アシュールのゴールで先制すると、後半に追いつかれながらも最後はPK戦を4-2で制し、激闘の末にオーストラリアを下して初のベスト16進出を決めた。
アジア勢の中で数少ない「突破組」となったオーストラリアと、史上初のノックアウトステージ進出を果たしたエジプト。それぞれのグループを2位通過した両者が決勝トーナメント1回戦の舞台で激突する。
オーストラリアはグループステージを1勝1分け1敗でフィニッシュ。2大会連続の突破となった。ここまで喫した失点はアメリカ戦の2点のみと堅実な戦いぶりの一方で、直近2試合は無得点に終わっており、攻撃陣の奮起が求められる。
対するエジプトは3試合を終えて1勝2分け。全試合で得点を挙げているように、タレントが揃う攻撃陣は好調だが、同時に失点も喫してしまっているため、バック陣の安定感が勝利のカギになる。

エマム・アシュール PHOTO:Getty Images
試合は立ち上がりからオーストラリアが積極的にゴールを狙い、クロスバーを叩くシュートなどでエジプトゴールを脅かした。
それでも先に試合を動かしたのはエジプト。前半13分、フリーキックの流れからエマム・アシュールがヘディングシュートを決め、エジプトが先制に成功した。
その後オーストラリアがボールを握り、果敢に攻め込む流れとなったもののスコアは動かず。前半はエジプトが1点をリードして折り返した。
1点を追うオーストラリアは後半に入って反撃を強める。すると後半10分、危険な位置でフリーキックを獲得すると、キオルがペナルティエリア内へボールを供給。
エジプトDFモハメド・ハニーが、競り合いの中でヘディングしたボールがそのまま自陣ゴールへ吸い込まれ、オウンゴールでオーストラリアが1-1の同点に追いついた。
試合が振り出しに戻り、互いに勝ち越しゴールを狙って攻め合うも、なかなか得点は生まれずに突入した後半アディショナルタイム。エジプトがビッグチャンスを迎える。
しかし、オーストラリアGKパトリック・ビーチがチームを救うビッグセーブ。呼応するようにチームも集中した守備を見せたことで最後まで決定的な1点は生まれず。試合は1-1のまま後半が終了し、勝負の行方は延長戦へ持ち込まれた。
延長戦でも両チームは勝ち越しゴールを目指したが、互いにゴールを奪うことはできず。120分を終えても1-1のまま決着はつかず、勝負の行方はPK戦へと委ねられた。
PK戦ではエジプトが重圧のかかる場面で冷静さを発揮。先行オーストラリア1人目ハリー・ソウターが枠外へ外すと、対するエジプトはその後の3人目までPKを全て決めきる。
すると、オーストラリア4人目の18歳ルーカス・ヘリントンのシュートがバーを叩いてしまい失敗。オーストラリアが窮地に立たされる。
エジプトは決めれば勝利という場面で、4人目アブデルマギドがしっかりと決めきって4-2で勝利。激闘の末、エジプトが初めての決勝トーナメントで初のベスト16進出を決めた。
<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。
開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日