ブラジル16強敗退 アンチェロッティ監督「勝利に値する試合だった。敗戦は新たな始まり」【サッカーW杯】

サッカー

2026.7.6


ブラジル代表・アンチェロッティ監督 PHOTO:Getty Images

<2026年7月5日(日本時間6日) FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント2回戦 ブラジル 1-2 ノルウェー>

【結果詳細】2回戦 ブラジル vs ノルウェー|FIFAワールドカップ(サッカーW杯)2026 北中米大会

サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は7月5日(日本時間6日)、決勝トーナメント2回戦が行われ、FIFAランキング5位のブラジルは同21位のノルウェーに1-2で敗れ、優勝を目指した戦いはベスト16で幕を閉じた。

ブラジルはチャンスを作りながらも得点を奪えず、後半にFWアーリング・ハーランドに2ゴールを許してリードを奪われると、終了間際にFWネイマールがPKを決めて1点を返したものの及ばなかった。

試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「この敗戦は終わりではなく、新しいサイクルの始まりだ」と前を向いた。

「私たちは全員、深く悲しんでいる」と率直な胸の内を明かしたアンチェロッティ監督。

それでも「ここまで素晴らしいワールドカップだったとは言わないが、良い大会だった。そして今日の試合も勝利に値する内容だったと思う」と、選手たちのパフォーマンスを評価した。

試合内容については、「前半には多くのチャンスがあり、後半も0-0の時点で決定機があった。交代はフレッシュな力と攻撃の深さを加え、勝利を目指すためだった」と説明。

ハイプレスを控えた理由についても、「ノルウェーは多くの選手が低い位置まで下がり、高い位置からプレッシャーをかければハーランドとの1対1になる危険があった。70分間は試合をコントロールできていたが、その後ハーランドが試合を決めた」と振り返った。

就任からわずか2年で迎えたW杯だったが、「このメンバーなら大会の最後まで戦えると信じていた」と語り、「私たちは良いグループを作ることができた。選手たちは素晴らしい姿勢で取り組み、良い雰囲気を築いてくれた」とチームを称賛。

その一方で、「スポーツではすべてが思い通りに進むわけではない」と敗戦を受け止めた。

2030年大会へ向けた新たな4年間については、「敗戦は新しい冒険、新しいシーズンの始まりだ。これからも働き続け、改善し、新しいアイデアを見つけていかなければならない」と強調。「この敗戦は終わりではなく、新しいサイクルの始まりだ」と繰り返し、再建への決意を口にした。

また、中盤の世代交代について問われると、「レベルの高い若い選手が出てくる必要がある。ただ、ブラジルには将来代表に入れる若い選手がいる」と期待を寄せ、「明日から、この代表の未来について考え始める。若い選手と経験豊富な選手、そして新しい選手を融合させていきたい」と次のサイクルを見据えた。

就任2年で迎えた初のW杯は悔しいベスト16敗退に終わった。

しかしアンチェロッティ監督は、「私たちがやるべきことは、この敗戦を新たな仕事への原動力に変えること」と語り、悲しみを抱えながらもブラジル代表再建への第一歩を踏み出す決意を示した。

<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。

開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日

・全試合日程(大会スケジュール)
・決勝トーナメント(ノックアウトステージ)
・グループリーグ(グループステージ)