史上初の3カ国共同開催 アメリカ、メキシコ、カナダ 開催国3チームがベスト16で全滅【サッカーW杯】

FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は決勝トーナメント2回戦で開催国アメリカ代表(FIFAランキング17位)がベルギー代表(同9位)に1-4で敗戦。
すでに敗退していたカナダ、メキシコに続き、史上初の3か国共同開催となった今大会は、開催国3チームがそろってベスト16で姿を消す結果となった。
最初に敗退したのはカナダだった。ラウンド32で南アフリカを1-0で下し、勢いに乗ってモロッコとの決勝トーナメント2回戦に臨んだが、試合は後半に大きく動いた。
カナダは前半を0-0で折り返したものの、後半にモロッコの攻撃を止めきれず3失点。0-3で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。
続いて姿を消したのがメキシコ。グループAを3戦全勝、さらに無失点で首位通過し、ラウンド32でもエクアドルを2-0で下すなど、開催国の中でも最も安定した戦いを見せていた。
イングランドとの決勝トーナメント2回戦では、前半36分、38分にジュード・ベリンガムに連続ゴールを許す苦しい展開。
それでも前半42分にフリアン・キニョーネスが1点を返し、後半24分にはラウル・ヒメネスがPKを決めて1点差に迫った。
しかし最後まで追いつくことはできず、2-3で敗戦。自国開催の1986年大会以来となるベスト8進出を逃した。
そして最後の希望だったアメリカも力尽きた。
グループDを首位で突破し、ラウンド32ではボスニア・ヘルツェゴビナを2-0で下して、2002年日韓大会以来24年ぶりのベスト8進出を狙った。
しかしベルギー戦では前半9分にシャルル・デ・ケテラーレに先制点を許すと、31分にマリク・ティルマンのFKで一度は同点に追いついたが、わずか2分後に再びデ・ケテラーレに勝ち越し弾を浴びた。
後半はアメリカがボールを保持して反撃ムードを高めたが、57分に痛恨のミスが出る。
GKマット・フリーズがペナルティーエリアを飛び出してボールを失うと、ハンス・バナケンに無人のゴールへ流し込まれ、致命的な3失点目。
さらに後半アディショナルタイムにはロメル・ルカクにダメ押しの4点目を奪われ、1-4で敗れた。
カナダはモロッコに0-3、メキシコはイングランドに2-3、アメリカはベルギーに1-4。
北中米3か国が開催国として臨んだ大会だったが、いずれも準々決勝には届かず。史上初の3か国共同開催は、開催国3チームがベスト16で全滅する結末となった。
<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。
開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日