フランスとの3位決定戦にトゥヘル監督「誰も望んではいない」「プロとして準備する」【サッカーW杯】

イングランド代表 トーマス・トゥヘル監督 PHOTO:Getty Images
7月15日(日本時間16日)、FIFAワールドカップ2026北中米大会準決勝でイングランド(FIFAランキング4位)はアルゼンチン(同1位)に1-2で逆転負けを喫し、決勝進出を逃した。
55分にアンソニー・ゴードンのゴールで先制したが、終盤に2点を奪われて敗戦。試合後、トーマス・トゥヘル監督はフランスとの3位決定戦に向け、率直な思いを明かした。
イングランドは7月18日(日本時間19日)の3位決定戦で、準決勝でスペインに0-2で敗れたフランスと対戦する。トゥヘル監督は、準決勝敗退から気持ちを切り替えることの難しさを口にした。
「もちろん簡単ではありません。ワールドカップは4年に一度しかありません。このチャンスを逃した痛みは非常に大きいです」
準決勝進出については「一つの成果」としながらも、「今は誰もそんな言葉を聞きたくない。私自身もそうです」と強調。決勝進出を逃した直後だけに、3位を争う試合へ向かう複雑な心境を隠さなかった。
「3位決定戦は、誰も本当に望んでいる試合ではありません。私たちもフランスも、決勝を戦いたかった。全員がワールドカップ優勝を目指していました」
それでも指揮官は、目の前の一戦から逃げるつもりはない。
「これが現実です。私たちは相手より回復期間が1日短いですが、プロとしてしっかりと準備します」
ロッカールームでは、落胆する選手たちに多くの言葉をかけなかったという。
「どんな言葉も、今の悔しさや失望を消すことはできません。まずはこの敗戦を受け止め、時間をかけて消化する必要があります」
その一方で、選手たちの戦いぶりについては「準決勝まで勝ち上がるためにも、今日の試合でも100%を出し切った」と評価。
「敗戦から反応し、もう一度立ち上がることがトップレベルのスポーツでは求められる。私たちは必ずそうします」と、フランス戦へ向けて前を向いた。
決勝進出を逃したイングランドとフランス。ともに失意を抱える強豪同士が、大会最後の一戦で意地をぶつけ合う。