メッシあと一歩届かず... アルゼンチン64年ぶりW杯連覇の夢散る スペインに延長戦の末に敗れ準優勝【サッカーW杯】

リオネル・メッシ アルゼンチン連覇ならず PHOTO:Getty Images
<2026年7月19日(日本時間20日) FIFAワールドカップ北中米大会・決勝 スペイン 1-0 アルゼンチン>
サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会決勝が7月19日(日本時間20日)に行われ、前回王者アルゼンチンはスペインに延長戦の末に0-1で敗れた。
史上3か国目、1962年のブラジル以来64年ぶりとなる大会連覇を目指したが、最後までゴールを奪えず準優勝に終わった。
FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)にとっては、自身最後のW杯となる可能性がある大舞台で、悲願の連覇にはあと一歩届かなかった。
今大会のメッシは、グループステージからアルゼンチンを力強くけん引。
準決勝のイングランド戦では2アシストを記録するなど、決勝進出の立役者となった。しかし、決勝ではスペインの素早いプレッシャーと高いボール保持に苦しみ、ボールを持つ場面そのものが限られた。
アルゼンチンにとって、最後まで我慢を強いられる決勝となった。
序盤からボールを支配したのはスペイン。アルゼンチンは自陣に守備ブロックを形成し、GKエミリアーノ・マルティネスの好セーブを中心に猛攻をしのいだ。
さらに後半アディショナルタイムには、MFエンソ・フェルナンデスが2枚目のイエローカードを受けて退場。アルゼンチンは10人で延長戦を戦うことになった。
アルゼンチンは無失点のまま延長前半を終了したが、攻撃の形をほとんどつくれないまま時間が経過した。
均衡が破れたのは延長後半開始直後の106分だった。スペインのペドロ・ポロが右サイドからファーへクロスを送ると、ニコ・ウィリアムズが頭で折り返す。
最後はフリーで走り込んだフェラン・トーレスが左足で押し込み、スペインが待望の先制点を奪った。
追いつくために攻めるしかなくなったアルゼンチンだったが、数的不利の中で反撃する力は残されていなかった。
アルゼンチンは最後までゴールを目指したものの無得点に終わり、そのまま試合終了。アルゼンチンの連覇への挑戦は、決勝の舞台で幕を閉じた。
大会前から「最後のW杯」とも言われてきたメッシは、今大会でも8得点を挙げるなど衰えを感じさせない活躍を披露。
チームを2大会連続の決勝へ導き、アルゼンチンの象徴として最後まで戦い抜いた。
しかし、史上3カ国目となるW杯連覇、そして1958、1962年のブラジル以来64年ぶりとなる連覇の偉業にはあと一歩届かなかった。
アルゼンチンは連覇こそ逃したものの、メッシを中心に再び世界の頂点を争う戦いを演じ、大会を大いに沸かせた。スペインは2010年以来16年ぶり2度目の世界一の栄冠に輝いた。