スペインが延長後半の決勝弾で死闘制し2度目の世界王者に! 前回王者・アルゼンチンは退場も響き連覇逃す【サッカーW杯】

7番 フェラン・トーレス PHOTO:Getty Images
<2026年7月19日(日本時間20日) FIFAワールドカップ2026 決勝 スペイン 1-0 アルゼンチン>
ここまで37試合連続無敗の欧州王者スペインと、前回大会王者のアルゼンチン。世界屈指の実力を誇る両国が、世界一を懸けた決勝で激突した。
試合はスペインが延長戦の末にアルゼンチンとの死闘を制し、2大会ぶり2度目のワールドカップ制覇を達成。
フェラン・トーレスの決勝ゴールが世界一を決定づけ、退場者を出しながら最後まで粘ったアルゼンチンは連覇にあと一歩届かなかった。
難敵を相手に危なげなく勝ち上がってきたスペインに対し、アルゼンチンは幾度となく接戦を制して決勝へ進出。
ラミン・ヤマルとリオネル・メッシという世代の異なるスター同士の対決にも大きな注目が集まる一戦となった。
試合は立ち上がりからスペインがボールを保持し、主導権を握る展開となる。
中盤で細かくパスをつなぎながらアルゼンチン陣内へ押し込み、ラミン・ヤマルやミケル・オヤルサバルを起点に攻撃を組み立てる。
一方のアルゼンチンは自陣にブロックを築き、リオネル・メッシを中心にカウンターを狙うものの、スペインの素早い切り替えと高い守備強度の前に思うように攻撃の形を作ることができない。
39分にはファビアン・ルイスのパスを受けたオヤルサバルが左足で狙ったが、GKエミリアーノ・マルティネスが好セーブを見せてゴールを許さない。
しかし、アルゼンチンは前半終盤にアクシデント。CBのリサンドロ・マルティネスが負傷のためプレー続行ができず、44分にニコラス・オタメンディとの交代を余儀なくされた。
スペインはボール保持率で大きく上回り、試合を優位に進めたものの、アルゼンチンの堅い守備を最後まで崩し切れない。
対するアルゼンチンも決定的なシュートまで持ち込めず、決勝は0-0のまま前半を折り返した。
後半もスペインがボールを保持しながら試合を進めるが、アルゼンチンの集中した守備を前に得点ができない。
アルゼンチンはニコラス・ゴンサレスに代えてレアンドロ・パレデスを投入し、中盤の強度を高めて流れを引き戻そうとするも、依然としてシュートまで持って行くことすらできない。
終盤に入るとスペインは猛攻を仕掛ける。ラミン・ヤマルや途中出場のフェラン・トーレスが立て続けにゴールを脅かすが、エミリアーノ・マルティネスが好セーブを連発し、ゴールを死守する。
しかし後半アディショナルタイム3分、エンソ・フェルナンデスがこぼれ球を追った場面でパウ・クバルシと激しく衝突。
この日2枚目のイエローカードを受けて退場処分となってしまい、アルゼンチンは試合終了間際に10人での戦いを強いられる苦しい状況となった。
それでもアルゼンチンは最後まで集中を切らさず、数的不利の中でもスペインの猛攻をしのぎ切り、決勝は0-0のまま延長戦へ突入した。
延長前半に入っても試合の構図は変わらず、1人多いスペインがボールを保持して攻めつつも、アルゼンチンの堅守を崩しきることができない。
それでも、迎えた延長後半開始直後の106分、右サイドを崩したペドロ・ポロのクロスをニコ・ウィリアムズがゴール前へ折り返すと、最後はフェラン・トーレスが左足でゴール上部へ突き刺し、ついに均衡を破る。

ラミン・ヤマル(左)、リオネル・メッシ(右) PHOTO:Getty Images
数的不利のアルゼンチンは最後の力を振り絞って反撃を試みるが、スペインは落ち着いて試合をコントロール。最後までリードを守り抜き、1-0で勝利した。
スペインは今大会8戦を戦ってわずか1失点と圧倒的な強さで優勝を果たし、2024年から続く無敗記録も38試合に伸ばして優勝。
まさに"無敵艦隊"と呼ぶに相応しい戦いぶりで、2度目の栄光を手にした。
FIFAワールドカップ2026 得点ランキング ※7/20時点
1.キリアン・エムバペ(フランス):10ゴール
2.リオネル・メッシ(アルゼンチン):8ゴール
3.アーリング・ハーランド(ノルウェー):7ゴール
3.ジュード・ベリンガム(イングランド):7ゴール
5.ハリー・ケイン(イングランド):6ゴール