大谷翔平 打率.275・30本塁打・81打点でシーズンフィニッシュ 二刀流を貫けず「そこも含めて今年の反省点」

野球

2026.9.28


大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2026年9月27日(日本時間28日) サンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャース@オラクル・パーク>

ドジャースの大谷翔平投手(32)が、今季最終戦となる敵地で行われたジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。3打数1安打で7回の第4打席に代打を送られ途中交代した。

レギュラーシーズンは打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889で全日程を終えた。

ドジャースは延長戦を制して3連勝。2023年以来3年ぶりの100勝に到達した。シード権を獲得しているためワイルドカード・シリーズは免除となり、10月3日(同4日)から始まる地区シリーズで、ブレーブス(東地区1位)対フィリーズ(同2位)の勝者と対戦する。

右上腕二頭筋炎症から復帰して5試合連続出場となった大谷。相手先発・オープナーの右腕シーモアと初回先頭の第1打席で対戦すると、初球の95.8マイル(約154.2キロ)のシンカーを打って一ゴロに倒れた。

3回1死一塁の第2打席は、3番手左腕ロンズウェイが投じた93マイル(約149.7キロ)のシンカーを打ったボテボテの打球が、シフトでがら空きの三塁線際を抜ける左前打となった。

5回先頭の第3打席は、5番手左腕ロックスビーのスイーパーを捉え鋭い当たりを放つも打球は上がらず、二塁正面へのゴロで凡退。「他の選手にも打席を与える」(ロバーツ監督)という当初の予定通り、7回の第4打席は代打ラッシングを送られた。

3年ぶりに開幕から投打二刀流で出場したメジャー9年目は、けがに苦しんだシーズンとなった。

開幕から投打でチームをけん引したが、左ひざ、右上腕二頭筋、首に故障を発症し、7月4日以降は投手としては出場せず打者に専念。8月中旬から打撃不振に陥り、9月には負傷者リスト(IL)入りも経験した。

投打同時出場の10試合を含む135試合で打席に立ち、打率.275、30本塁打、81打点、89得点、11盗塁、152三振、OPS.889。30本塁打は6年連続で達成したものの、8月18日以降は本塁打がなく、この6年間では最少の本塁打数となった。自己ワーストの86打席連続ノーアーチでシーズンを終えた。

投手としては開幕から快投を続け、14試合に先発して8勝2敗、防御率1.79の好成績を残した。しかし左ひざと右上腕二頭筋の炎症により、今季中の投手復帰を断念することになった。

二刀流を最後まで貫くことができなかったことについて、大谷は「残念でもあるし、そこも含めて今年1年間の反省点なのかなとは思います。それが来年にしっかりとつながっていけばいいんじゃないかなと思っています」と話している。

ILから復帰後の5試合は21打数5安打、打率.238、8三振。ポストシーズンへ向けた最後の実戦調整を終えた。

「今日は良かったと思う。復帰してからの打席数は分からないが、今週はショーヘイにとって重要だった。何より彼が健康な状態で終えられたことがよかった」とロバーツ監督。コメントには安堵感がにじんだ。

10月3日(同4日)から地区シリーズが始まるため、チームは5日間試合がない。ワールドシリーズ3連覇へ向け、大谷はチーム練習で調整しながら休養を取り、体調と状態を整えていく。

「これから数日でさらに調子が良くなることを期待している。土曜日(地区シリーズ初戦)を迎えるころには、よりいい状態になっていると思う」と指揮官は大谷の打棒復活に期待を寄せた。