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日本男子 中国を破って60年ぶり悲願の金メダル獲得!同種目中国に大会初勝利で歴史を変える【卓球 アジア競技大会】

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張本智和 写真:森田直樹/アフロスポーツ

<2026年9月20日(日)~2026年9月28日(月)アジア競技大会 卓球競技@愛知>

9月24日、男子団体決勝で日本(世界ランク2位)が中国(同1位)をマッチカウント3-2で破り、同種目でバンコク大会以来60年ぶりの金メダルを獲得した。

日本は松島輝空(19=個人/世界ランク3位)と張本智和(23=トヨタ自動車/同4位)のツインエースを軸に、全4試合を全て3-0で勝利して44年ぶりの決勝進出を果たしていた。

中国は絶対的エースの世界王者&世界ランク1位の王楚欽(26)を中心とした布陣だが、近年に比べてやや層が薄く、日本は男子団体60年ぶり金メダルをつかむ好機とみられていた。

第1試合は日本が松島輝空、中国が王楚欽。松島は王にバックハンドの打ち合いでことごとく勝ち、さらに長短のサーブでレシーブを狂わせて前半2ゲームを11-5、11-8で奪う。

だが3ゲーム目は王の回り込みフォアに押され3-8となり、松島は猛追するも及ばず。次も9-9から2本奪われて落とし、第5ゲームも王の一気呵成のフォアで決められ9-11で惜しくも敗れた。

日本の0-1で迎えた第2試合は張本智和と、2点起用の大抜擢を受けた中国最強10代・温瑞博(19/同15位)が対戦。張本はツッツキ・ストップで温に強打を打たせず11-7で先制する。

次はロングサーブで待ちを外しての温の豪打で8-11と失うが、3ゲーム目は張本の台上プレーでラリーにさせず11-4で奪う。

4ゲーム目も8-9から張本がツッツキ、フリックを決め、最後は3球目バックハンドを突き刺す。日本がマッチカウント1-1に戻した。

第3試合は戸上隼輔(25=井村屋グループ/世界ランク13位)と元世界ランク1位・林詩棟(21/同8位)の一戦。まず戸上が8-4とリードも、やや台から下げられる展開で9-11と先制を許す。

2ゲーム目は鋭いドライブを突き刺した戸上が11-4で取り返すが、次は林に台近くから両ハンドを連打され7-11で失い、第4ゲームも臨機応変に立ち回る林を崩せず6-11で落として敗れた。

後がない第4試合で日本は張本智和、中国は王楚欽が登場した。張本はチキータ・バックハンドを軸に11-7で先取し、2ゲーム目も王のミドル攻めを鉄壁の前陣攻守で跳ね返し11-4で奪う。

第3ゲームも張本が7-3までリードするが、王にフォア側を攻められ8-9と逆転を許す。しかしツッツキで2点奪い、最後はチキータをクロスに突き刺して世界王者にストレート勝ちを果たした。

これで日本2点、中国2点。運命の第5試合は日本が松島輝空、中国が温瑞博の19歳対決だ。松島が先手を取って温を振り回し11-7で先制する。

第2ゲームは2-8から松島が2点差まで迫るも最後はサーブミスで落とすが、次は松島のチキータと両ハンドが火を噴き、11-6で奪い返す。

4ゲーム目も松島は長短のサーブで温のレシーブを崩し、パワードライブを連打。打たれても飛びつきカウンターを決め、8-3まで差を広げる。

だがここで松島にミスが出て、9-6となってタイムアウト。そして松島はここから我慢のプレーで耐え抜き、11-8。

これで1966年のバンコク大会以来、男子団体60年ぶりの金メダルを獲得した。

さらに1994年の広島大会以来続いていた中国の連覇を8で止め、アジア大会に中国(中華人民共和国)が初参加した1974年大会以来、男女通じて初めて団体戦で中国を破っての大きな金メダルとなった。

かつて世界最強を誇った卓球ニッポン。その復活の息吹が確かに聞こえる、歴史的快挙となった。


<アジア競技大会 男子団体決勝>
日本 3-2 中国
※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
松島輝空 2-3 王楚欽
11-5/11-8/9-11/9-11/9-11

<第2試合>
張本智和 3-1 温瑞博
11-7/8-11/11-4/11-9

<第3試合>
戸上隼輔 1-3 林詩棟
9-11/11-4/7-11/6-11

<第4試合>
張本智和 3-0 王楚欽
11-7/11-4/11-9

<第5試合>
松島輝空 3-1 温瑞博
11-7/8-11/11-6/11-8

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