女子日本代表 写真:高樹ミナ
アジア競技大会の卓球競技(9月20〜28日/スカイホール豊田)で団体銀メダルを獲得。
女子ダブルスでは張本美和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)ペアが銀メダル、女子シングルスでも張本と早田が銅メダルを手にした女子日本代表。
全競技日程を終えた翌29日の夜、名古屋・栄の久屋大通公園で開催された「メダリストセレブレーション」に張本美和、早田、長﨑美柚(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、面手凛(日本生命)の5人が参加した。
あいにくの雨模様となったが、会場には大勢の観客が来場。レッドカーペットをイメージするランウェイに5人が登場すると、大きな歓声が沸き起こった。
バックには、大会仕様にライトアップされた中部電力MIRAI ROWERがそびえる。
まるで、エッフェル塔をバックにした2024年パリ五輪のメダリストセレブレーションを彷彿とさせる華やかな演出だ。
温かい祝福と熱狂を目の当たりにした早田はチームを代表し、感謝の言葉を伝えた。
「『もうダメかもしれない』と思う場面でも、皆さんの応援があったからこそ最後まで頑張ることができました。次は金メダルを取れるよう頑張ります!」
張本もファンとの触れ合いに笑顔で、「すごく嬉しいです。応援して下さる皆さんの声を至近距離で聞かせていただいて、また頑張ろうと思いました」と語った。
人生初のランウェイ体験については、「改めてモデルさんや女優さんはすごいなと実感しました」と、やや興奮気味だ。
そんな張本は、現役の高校生でもある18歳。長丁場のアジア競技大会を終えたばかりだというのに、翌30日には試験が控えているという。
そのため、イベント終了後はすぐさま名古屋駅へ。新幹線に飛び乗り、車中で試験勉強をするというハードスケジュールだ。
「前期の試験があるんです。今月中に受けないといけなくて、学校の先生方がスケジュールを調整して下さって、明日(30日)まで大丈夫と言って下さいました。本当にありがたいです。高等学校の先生方にはいつもサポートしていただいて、すごい感謝しています。だからこそ、明日の試験ではいい点数を取れるように頑張ります」
競技と勉強の両立は、張本家の教育方針でもある。兄・智和も、小中高校時代から国際大会を転戦する飛行機の中で学校の宿題をこなし、早稲田大学へ進学した。妹の美和もまた、卓球だけではなく勉強にも熱心だ。
アジア競技大会で3つのメダルを手にした18歳は、束の間の祝福ムードを後に、10月1日開幕のWTTチャイナスマッシュ出場のため、2日には日本を発ち、再び世界の舞台へ向かう。
文・写真=高樹ミナ
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